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児童書版

紙幣鶴

斎藤茂吉
『紙幣鶴』は青空文庫で公開されている斎藤茂吉の短編作品。608文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   608 文字
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書き出し
ある晩カフェに行くと、一隅の卓に倚(よ)ったひとりの娘が、墺太利の千円紙幣でしきりに鶴を折っている。
初出
1925年   (「改造」1925(大正14)年6月号)
底本
「斎藤茂吉随筆集」岩波文庫、岩波書店, 1986(昭和61)年10月16日
表記
新字新仮名
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