ブンゴウサーチ
ブンゴウサーチは、青空文庫の作品を読了時間で検索できるサービスです。
児童書版
このサイトについて
TOP
立原道造
短編(10分以内)
暁と夕の詩
暁と夕の詩
立原道造
『暁と夕の詩』は青空文庫で公開されている立原道造の短編作品。3,352文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
Tweet
文字数
10分以内
3,352
文字
人気
17,582
PV
書き出し
※或る風に寄せておまへのことでいつぱいだつた西風よたるんだ唄のうたひやまない雨の昼にとざした窗のうすあかりにさびしい思ひを噛みながらおぼえてゐたおののきも顫へもあれは見知らないものたちだ……夕ぐれごとにかがやいた方から吹いて来てあれはもうたたまれて心にかかつてゐるおまへのうたつたとほい調べだ――誰がそれを引き出すのだらう誰がそれを忘れるのだらう……さうして...
初出
底本
「立原道造全集 第1卷 詩集Ⅰ」角川書店, 1971(昭和46)年6月20日
表記
新字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。
メールで分割して読む
青空文庫で読む
Amazonで探す
立原道造 の人気作品
萱草に寄す
立原道造
SONATINENo.[#改ページ]はじめてのものにささやかな地異はそのかたみに灰を降らしたこの村にひとしきり灰はかなしい追憶のやうに音立てて樹木の梢に家々の屋根に降りしきつたその夜月は明かつたが私はひとと窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた)部屋の隅々に峡谷のやうに光とよくひびく笑ひ声が溢れてゐた――人の心を知ることは……人の心とは...
10分以内
暁と夕の詩
立原道造
※或る風に寄せておまへのことでいつぱいだつた西風よたるんだ唄のうたひやまない雨の昼にとざした窗のうすあかりにさびしい思ひを噛みながらおぼえてゐたおののきも顫へもあれは見知らないものたちだ……夕ぐれごとにかがやいた方から吹いて来てあれはもうたたまれて心にかかつてゐるおまへのうたつたとほい調べだ――誰がそれを引き出すのだらう誰がそれを忘れるのだらう……さうして...
10分以内
優しき歌 Ⅰ・Ⅱ
立原道造
[#ページの左右中央]優しき歌※風信子叢書第四篇[#改ページ]燕の歌春来にけらし春よ春まだ白雪の積れども――草枕灰色にひとりぼつちに僕の夢にかかつてゐるとほい村よあの頃ぎぼうしゆとすげが暮れやすい花を咲き山羊が啼いて一日一日過ぎてゐたやさしい朝でいつぱいであつた――お聞き春の空の山なみにお前の知...
30分以内
白紙
立原道造
突然が僕を驚かす。
10分以内
短編(10分以内)の人気作品
蜘蛛の糸
芥川竜之介
ある日の事でございます。
10分以内
やまなし
宮沢賢治
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。
10分以内
手袋を買いに
新美南吉
寒い冬が北方から、狐(きつね)の親子の棲(す)んでいる森へもやって来ました。
10分以内
セメント樽の中の手紙
葉山嘉樹
松戸与三はセメントあけをやっていた。
10分以内
読了時間
すべて
15,700 件
5分以内
4,526 件
10分以内
2,571 件
30分以内
4,373 件
60分以内
2,389 件
1時間〜
1,841 件
人気の文豪
宮沢賢治
芥川竜之介
夏目漱石
太宰治
森鴎外
中島敦
夢野久作
坂口安吾
梶井基次郎
新美南吉
江戸川乱歩
ヴィルヘルム・カール・グリム
樋口一葉
鴨長明
福沢諭吉