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児童書版

小むすめ

清水紫琴
『小むすめ』は青空文庫で公開されている清水紫琴の短編作品。4,916文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   4,916 文字
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書き出し
氷の塊かとも見ゆる冬の月は、キラキラとした凄しい顔を大空に見せてはをれど、人は皆夜寒に怖ぢてや、各家戸を閉ぢたれば、まだ宵ながら四辺寂として音もなし。
初出
1894年   (「女学雑誌」1894(明治27)年1月6日)
底本
「紫琴全集 全一巻」草土文化, 1983(昭和58)年5月10日
表記
新字旧仮名
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