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TOP 槙本楠郎 短編(30分以内)

30分以内で読める槙本楠郎の短編作品

青空文庫で公開されている槙本楠郎の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編11作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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公園の中の子供プールには、朝八時ごろから、もう泳ぎがはじまつてゐました。
一、プロレタリア童謠は如何に活用され得る性質のものであるか?無論、「煽×、宣×、組織の言葉」を標語とするプロレタリア詩の一分化であるから、當然プロレタリア[#「プロレタリア」は底本では「プロレリタア」]童謠はプロレツト・カルトに役立つべきものである。
びつくりするほど冷たい井戸水を、ザブ/\と二つのバケツに一ぱい汲(く)むと、元気な槇(まき)君はそれを両手にさげて、廊下から階段を登つて、トツトと自分の教室へ帰つて来ました。
有一君は四年生で、真奈ちやんは二年生です。
「おい/\、みんな、よう聞け。
新しいランドセルを脊負ひ、新しい草履袋をさげて、一年生の進ちやんは、元気よく学校から帰つて来ました。
今日は、ひとつ、私の子供の時分――小学校時代のことを話しませう。
汽車のやうな郊外電車が、勢ひよくゴッゴッゴッゴッと走つて来て、すぐそばの土堤の上を通るごとに、子供達は躍り上つて、思はず叢(くさむら)から手を挙げました。
「こどもクラブ」では、日曜日ごとに、朝の九時半から正午まで、子供会がありました。
「来た来た!」「やあ、来たぞ来たぞ!」「汽車だ汽車だ!」「みんな用意をしろツ!この汽車には張作霖が乗つてるんだぞツ!」子供たちは線路の中に躍り上りました。
プロレタリアの少年少女へ貧しい子供たちよ。
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