ブンゴウサーチ
児童書版
TOP 新美南吉 短編(5分以内)

5分以内で読める新美南吉の短編作品

青空文庫で公開されている新美南吉の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編71作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜50件 / 全71件
Tweet
作品名
著者
読了時間
人気
イツピキノデンデンムシガアリマシタ。
山から里の方へ遊びにいった猿が一本の赤い蝋燭(ろうそく)を拾いました。
春のあたたかい日のこと、わたし舟にふたりの小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。
二ひきの馬が、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。
花園みたいにまつてゐる。
緑の蛙(かえる)と黄色の蛙(かえる)が、はたけのまんなかでばったりゆきあいました。
あるおひゃくしょうやのうらにわにあひるや、がちょうや、もるもっとや、うさぎや、いたちなどがすんでおりました。
子どものすきな小さい神さまがありました。
いっぽんの木と、いちわの小鳥とはたいへんなかよしでした。
学校へいくとちゅうに、大きな池がありました。
學校の歸りに君子さんはお友達のノリ子さんにうちのチユーリツプの自慢をしました。
木に白い美しい花がいっぱいさきました。
りんごが三かごのつてる車、ころころいつた。
ある日、王さまはこじきのようなようすをして、ひとりで町へやってゆきました。
ひなたよ、ひなたよ、まるいけむりよ。
月からきたねこ、屋根にゐる。
お月さまをみいあげた。
ごろぜみ、ごつとんでろよ。
仔牛は日向にたつてゐた細い四足すつきり伸びて小さいひづめは繁縷ふんで。
畑の光のなかにゐる。
カンテラカンテラ坑の奥、坑夫の肩をてらしてる。
熊は月夜に声きいた。
ランタンともしたそりだから、ひばなみたいにはしつてる。
母さんお窓をしめましよう、もう郭公鳥は鳴きませぬ。
島で、或(ある)あさ、鯨がとれた。
ついぢの椿の花のした、ここから輪まはしかけてつた。
クリームのやうににほふから、――朝の空気はにほふから、通風筒は深呼吸。
一れつ一れつならんでる、土人が浜べにならんでる。
おーい見えたとマストから、梟(ふくろ)みたいによんでゐる。
カヤナの村の朝の井戸、おほぜい子供が来てました。
月が角笛夜ふけにふいたぽうぽうぽうよ、ぽうぽうぽうよ。
坊やがせがむと乳母車、つばきの花をつけられる。
小さい卵のなかにゐるかあいゝ坊やよでゝおいで、みんなはおまえを待つてゐる。
ひるはどこもがひかるんだ。
イワノーイツチ窓あけた。
どらんどらんどらんどらが鳴る。
苔人形はつくられた、木の実や苔や白樺で。
デパートの窓の、カーテンがするりとあいた。
アルアサ王サマハ、石ノカベニ一ピキノカタツムリヲミツケマシタ。
オヂイサンハイナカニヒトリボツチデクラシテヰマシタ。
靴屋のこぞう、兵助が、はじめていっそくの靴をつくりました。
五ニンノサムライガタビヲシテアルヒヤマミチヲトホリカヽルト、木ノ下ニ一ピキノサルガヰマシタ。
やまでらのおしょうさんがびょうきになりましたので、かわりにこぞうさんがだんかへおきょうをよみにいきました。
それは秋のこと――。
フユノサムイサムイヨフケ、ヒユーンヒユーントコガラシノフクオソラノ上ノハウデ三ツナランダコドモノホシガ、ケンクワヲシマシタ。
タケノコハハジメヂビタノシタニヰテ、アツチコツチヘクグツテイクモノデアリマス。
たけのこははじめじびたのしたにいて、あっちこっちへくぐっていくものであります。
野原にはもう春がきていました。
ヲンナノコガイケノフチカラミズノナカヲノゾイテヲリマシタ。
ヒトリノアキナヒガヤツテキマシタ。
マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は 青空文庫公式サイトの取り扱い基準 をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。