ブンゴウサーチ
児童書版

南極記

久生十蘭
『南極記』は青空文庫で公開されている久生十蘭の中編作品。18,525文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   18,525 文字
人気
  537 PV
書き出し
一九二八年(昭和三)の十二月二十九日、三発のフォッカー機で、西経百五十度の線を南極の極点に向って飛んでいるとき、南緯八十度附近の大氷原の上で、見せかけの花むらのような世にも鮮かな焔色したものがバード大佐の視覚をかすめた。
初出
底本
「久生十蘭全集 Ⅲ」三一書房, 1970(昭和45)年2月28日
表記
新字新仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。