ブンゴウサーチ
児童書版

雨中記

小熊秀雄
『雨中記』は青空文庫で公開されている小熊秀雄の短編作品。2,252文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   2,252 文字
人気
  -- PV
書き出し
電車を降りて××橋から、雨の中を私と彼とは銀座の方面に向つて歩るきだした、私と彼とは一本の洋傘の中にぴつたりと身を寄せて、黒い太い洋傘の柄を二つの掌で握り合つてゐる。
初出
1928年   (「民謡詩人 第2巻12号」1928(昭和3)年12月号)
底本
「新版・小熊秀雄全集第一巻」創樹社, 1990(平成2)年11月15日
表記
新字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。