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岩野泡鳴の全作品

青空文庫で公開されている岩野泡鳴の全作品12篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜12件 / 全12件
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「おい、大将」と呼びかけられて、猫八は今まで熱心に読み耽(ふけ)ってた講談倶楽部から目をその方に転じた。
麻布の我善坊にある田村と云ふ下宿屋で、二十年來物堅いので近所の信用を得てゐた主人が近頃病死して、その息子義雄の代になつた。
古い京都のそれよりは一層正しく、東西南北に確実な井桁(市の動脈)を打ち重ねた北海の首府――石狩原野の大開墾地に囲まれて、六万の人口を抱擁する札幌の市街――住民は凡て必らずしも活動してゐるではないが、多くは自己一代の努力に由つてその家を建てたものだ。
「おい、あの婆アさんが靈感を得て來たやうだぜ。
オホナイの瀧日高の海岸、樣似を進んで冬島を過ぎ、字山中のオホナイといふあたりに來ると、高い露骨な岩山が切迫してゐて、僅かに殘つた海岸よりほかに道がない。
十月廿七日、晴。
十年振りの会飲に、友人と僕とは気持ちよく酔った。
僕は一夏を国府津の海岸に送ることになった。
神秘的半獸主義岩野泡鳴入力者注 目次はしがき緒言(二)メーテルリンクの神秘説(三)エメルソンの『自然論』(上)(四)エメルソンの『自然論』(下)(五)エメルソンの特色と神秘的傾向(六)神秘家スヰデンボルグ(七)三者の愛論(八)神秘の語義(九)自然即心靈...
今夜も必らず來るからと、今度はよく念を押して置いた。
お鳥は、兄のところを拔けて來る場合が見付かり難かつたとて、四日目にやつて來た。
樺太で自分の力に餘る不慣れな事業をして、その着手前に友人どもから危ぶまれた通り、まんまと失敗し、殆ど文なしの身になつて、逃げるが如くこそ/\と北海道まで歸つて來た田村義雄だ。
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