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TOP 種田山頭火 短編(30分以内)

30分以内で読める種田山頭火の短編作品

青空文庫で公開されている種田山頭火の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編7作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜7件 / 全7件
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作品名
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七月廿八日六時すぎ出立、道はアスフアルトの一路坦々。
八月八日五時半出立、はつらつとして歩いてゐたら、犬がとびだしてきて吠えたてた、あまりしつこいので※杖で一撃をくれてやつた、吠える犬はほんとうに臆病だつた。
五月一日晴――曇――雨。
この一篇は、たいへんおそくなりましたけれど、結庵報告書ともいうべきものであります。
六月三日(北九州行乞)一年ぶりに北九州を歩きまはるべく出立した、明けたばかりの天地はすが/\しかつた、靄のふかい空、それがだん/\晴れて雲のない空となつた、私は大股に歩調正しく歩いていつた。
八月廿八日星晴れの空はうつくしかつた、朝露の道がすが/\しい、歩いてゐるうちに六時のサイレンが鳴つた、庵に放つたらかしい(マヽ)おいた樹明君はどうしたか知ら!駄菓子のお婆さんが、よびとめて駄菓子を下さつた。
七月十四日ずゐぶん早く起きて仕度をしたけれど、あれこれと手間取つて七時出立、小郡の街はづれから行乞しはじめる。
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