硝子戸の中
夏目漱石

『硝子戸の中』は青空文庫で公開されている夏目漱石の長編作品。61,612文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。

文字数
1時間〜
  61,612文字
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書き出し硝子戸(ガラスど)の中(うち)から外を見渡すと、霜除(しもよけ)をした芭蕉(ばしょう)だの、赤い実(み)の結(な)った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼に着くが、その他にこれと云って数え立てるほどのものはほとんど視線に入って来(こ)ない。
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