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児童書版

氷屋の旗

石川啄木
『氷屋の旗』は青空文庫で公開されている石川啄木の短編作品。699文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   699 文字
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書き出し
親しい人の顔が、時として、凝乎と見てゐる間に見る見る肖ても肖つかぬ顔――顔を組立ててゐる線と線とが離れ/\になつた様な、唯不釣合な醜い形に見えて来る事がある。
初出
1909年   (「東京毎日新聞」1909(明治42)年8月)
底本
「日本の名随筆18 夏」作品社, 1984(昭和59)年4月25日
表記
新字旧仮名
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