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児童書版

朝倉一五〇

田中貢太郎
『朝倉一五〇』は青空文庫で公開されている田中貢太郎の短編作品。866文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   866 文字
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書き出し
洋画家の橋田庫次君の話であるが、橋田君は少年の頃、吾川郡の弘岡村へ使いに往って、日が暮れてから帰って来たが、途中に荒倉と云う山坂があって、そこには鬼火が出るとか狸がいるとかと云うので、少年の橋田君は鬼魅がわるかった。
初出
底本
「伝奇ノ匣6 田中貢太郎日本怪談事典」学研M文庫、学習研究社, 2003(平成15)年10月22日
表記
新字新仮名
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