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知里真志保の全作品

青空文庫で公開されている知里真志保の全作品17篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜17件 / 全17件
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前言従来、史家の多くは性の問題に関するかぎりことさらに触れようとしなかった。
まえがきアイヌ語の地名を調べていると、海岸、または河岸の洞窟に、あの世へ行く道の入口だというものが意外に多い。
日本民族がその成立において複合民族であるように、その言語もかなり複雑な要素から成った混合語である。
アイヌ語やアイヌ文学を扱っていると、われわれの予想もしなかったような考え方にぶつかって戸惑いするのは毎度のことである。
アイヌ語の研究にかけては、世界的な権威として、その名声をうたわれているジョン・バチラー博士が、アイヌ語で説教をして、アイヌを感心させたという話が伝えられております。
北海道名産の一つに北寄貝がある。
chiep と chep――魚のことおアイヌわ「チえ※」chiep と言い、また詰めて「ちェ※」chep と言う。
知里真志保アイヌ語もろくにわからぬ連中がマスコミの波に乗ってアイヌ研究を随筆化し、そのでたらめさにたえかねて私などがたまに真実をあばくと、やれ偏狭だの思い上がっているのだと袋だたきの目にあうのが現状だ。
虻田の村の酋長の妻が或る時突然病んで、どんなに加持祈祷しても験がなく、病は重くなるばかりだった。
私が当時の室蘭中学校に入学したのは関東大震災の年、つまり大正12年のこと。
叔母とは2年近く会ってなかった。
【小引】アイヌの俚謡等にて代表的なるものとの御註文である。
おば金成マツが老衰でなくなった。
桃太郎の昔話をアイヌ語研究の先輩連に語らせるときっと面白いことになるだろうと思う。
私は昨年の秋、当地に開かれた文化講座において、アイヌ民族は北方から渡来した民族であり、その渡来の経路は恐らくカムチャツカ方面から千島列島を南下して北海道へ渡り、その一分派は太平洋沿岸を南下して釧路、十勝の浜伝いにエリモの崎を越えて日高のシズナイの辺まで進み、また他の一派はオホーツク海に沿うて北上し、宗谷から一つの分派を樺太に送り、他の一分派は日本海沿岸を南下して、ユーラップ、オシャマンベの辺で二つに分かれ、一つの分派は函館の方へ行って津軽海峡を渡り、東北地方を占拠し、また他の分派はオシャ...
銅像が皆の手で作られた白老のシュバイツァーとして、すでに貴重な存在になっている高橋房次氏が、今度白老町の住民一同から銅像をおくられることになったという。
座長(小林高四郎)では知里さんにお願いします。
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