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1時間〜で読める室生犀星の長編作品

青空文庫で公開されている室生犀星の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編12作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜12件 / 全12件
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みまかりたまひし父上におくるいまは天にいまさむうつくしき微笑いまわれに映りて、我が眉みそらに昂る……。
一、あたいは殺されない「おじさま、お早うございます。
[#ページの左右中央]大正八年十月[#改ページ]私は七十に近い父と一しょに、寂しい寺領の奥の院で自由に暮した。
[#ページの左右中央]大正八年十一月[#改ページ]遠いところで私を呼ぶ声がするので、ふと眼をさますと、枕もとに宿のおかみが立っていた。
[#ページの左右中央]大正八年八月[#改ページ]私はよく実家へ遊びに行った。
「星より來れる者」このごろ詩はぽつりぽつりとしかできない。
かれは時には悩ましげな呉服店の広告画に描かれた殆(ほとん)ど普通の女と同じいくらいの、円い女の肉顔を人人が寝静まったころを見計って壁に吊るしたりしながら、飽くこともなく凝視めるか、そうでなければ、やはり俗悪な何とかサイダアのこれも同じい広告画を壁に張りつけるかして、にがい煙草をふかすかでなければ冷たい酒を何時までも飲みつづけるのである。
私はいつも其處の路次へ這入ると、あちこちの暗い穴のやうな通り拔けや、墨汁のやうな泥寧の小路から吐き出される種々な階級の人々を見た。
前書十年前に金澤にゐて京都の寺を見に出かけようとして、芥川龍之介君に手紙を出してその話をすると、簡單な京案内のやうなものを書いて呉れた。
母親に脚気があるので母乳はいっさい飲まさぬことにした。
あらたまの年の三年を待ちわびてただ今宵こそにひまくらすれ津の国兎原の山下に小さい家を作って住んでいた彼に、やっと宮仕えする便りが訪ずれた。
詩を書くのにも一々平常からメモをとっている。
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