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児童書版

電灯と浦島

槙村浩
『電灯と浦島』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。320文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   320 文字
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書き出し
昔は電気がなかったから昔の昔大昔生れて死んだ浦島に電気を見せてやったなら大へんびっくりするだろと電気を見せたら「オーヤオヤ」「此の電気はエライ暗いなあ」ハテナハテナ昔の昔大昔生れて死んだ浦島が電気を知ったわけがないハテナハテナとよーくよく考へたが分らない仕方がないから浦島にわけを聞いたら浦島は「わしは今から何億年の昔に龍宮へ行った時百億色の電灯をい...
初出
底本
「槇村浩全集」平凡堂書店, 1984(昭和59)年1月20日
表記
新字旧仮名
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