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児童書版

夢御殿

槙村浩
『夢御殿』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。210文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   210 文字
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書き出し
夢に夢見る夢御殿サンゴルビーの屋根や床ダイヤモンドの床鏡庭には金の築山や銀をとかした噴水に不老の泉くみませう不死の薬の雨がふり金銀宝石ちりばめたよろひかぶとのいでたちに出てくる勇士の面々は桃ちゃん、金ちゃん、仁王さん、猿面冠者に清正公、べんけい義経相撲とる、どちら勝つかと思ったらいつの間にやら夜が明けて、夢の御殿は消えて行く(大正十二・三・二五)。
初出
底本
「槇村浩全集」平凡堂書店, 1984(昭和59)年1月20日
表記
新字旧仮名
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