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児童書版

赤外線男

海野十三
『赤外線男』は青空文庫で公開されている海野十三の長編作品。43,067文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   43,067 文字
人気
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書き出し
この奇怪極まる探偵事件に、主人公を勤める「赤外線男」なるものは、一体全体何者であるか?それはまたどうした風変りの人間なのであるか?恐らくこの世に於(おい)て、いまだ曾(かつ)て認識されたことのなかった「赤外線男」という不思議な存在――それを説明する前に筆者は是非とも、ついこのあいだ東都に起って、もう既に市民の記憶から消えようとしている一迷宮事件について述べなければならない。
初出
底本
「海野十三全集 第2巻 俘囚」三一書房, 1991(平成3)年2月28日
表記
新字新仮名
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