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5分以内で読める桜間中庸の短編作品

青空文庫で公開されている桜間中庸の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編65作品を、おすすめ人気順に表示しています。
(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)


1〜50件 / 全65件

作品名 著者 読了時間 人気 書き出し
作品名 著者 読了時間 人気
春になる 桜間中庸
5分以内
  40 文字
雲が浮いてらあ――猫柳が浮いてらあ――キラツと魚のお腹が光つたよ。
春になる 桜間中庸
雲が浮いてらあ――猫柳が浮いてらあ――キラツと魚のお腹が光つたよ。
〔女は ライラツクのにほひを好むと〕 桜間中庸
5分以内
  55 文字
女はライラツクのにほひを好むとストローはメロンソーダ水を吸ひあげる私は女のにほひを吸ひあげる。
〔女は ライラツクのにほひを好むと〕 桜間中庸
女はライラツクのにほひを好むとストローはメロンソーダ水を吸ひあげる私は女のにほひを吸ひあげる。
鴎と月 桜間中庸
5分以内
  55 文字
鴎が月を追ひかけるひいふうみいよいむなやこのと波をこえてこえて鴎が月を追かける。
鴎と月 桜間中庸
鴎が月を追ひかけるひいふうみいよいむなやこのと波をこえてこえて鴎が月を追かける。
〔鏡に顎をつき出して〕 桜間中庸
5分以内
  63 文字
鏡に顎をつき出してぱんぱんぱんぱん浴槽にひとり浸つて女湯からひゞいてくる脊流の音を聞いてゐる。
〔鏡に顎をつき出して〕 桜間中庸
鏡に顎をつき出してぱんぱんぱんぱん浴槽にひとり浸つて女湯からひゞいてくる脊流の音を聞いてゐる。
〔金魚は青空を食べてふくらみ〕 桜間中庸
5分以内
  68 文字
金魚は青空を食べてふくらみ鉢の中で動かなくなる鳩だか鉢のガラスにうすい影を走らせる來たのは花辨...
〔金魚は青空を食べてふくらみ〕 桜間中庸
金魚は青空を食べてふくらみ鉢の中で動かなくなる鳩だか鉢のガラスにうすい影を走らせる來たのは花辨か白い雲の斷片。
虹のある日 桜間中庸
5分以内
  69 文字
森のずつと奧の沼のほとりで銀狐が三匹ミルク色の雲にのつて七色の橋を渡つてくる天使の夢をみてゐました。
虹のある日 桜間中庸
森のずつと奧の沼のほとりで銀狐が三匹ミルク色の雲にのつて七色の橋を渡つてくる天使の夢をみてゐました。
お馬がかへる 桜間中庸
5分以内
  77 文字
お馬がかへる鑛山からかへるさくらの花を鞍につけてお馬がかへるだまつてかへる峠を越せば影がながい。
お馬がかへる 桜間中庸
お馬がかへる鑛山からかへるさくらの花を鞍につけてお馬がかへるだまつてかへる峠を越せば影がながい。
お月さまとお星さま 桜間中庸
5分以内
  81 文字
黄金のお皿へ兎がとびこみましたバアラリと黄金色の金平糖が紫色のびろうどに散りました兎もお皿の中...
お月さまとお星さま 桜間中庸
黄金のお皿へ兎がとびこみましたバアラリと黄金色の金平糖が紫色のびろうどに散りました兎もお皿の中で黄金になりました。
むぐらと月 桜間中庸
5分以内
  87 文字
むぐらの子供が散歩に出かけます月はミルクをかけたやうにほんのりしてゐますむぐらの子供はいひませ...
むぐらと月 桜間中庸
むぐらの子供が散歩に出かけます月はミルクをかけたやうにほんのりしてゐますむぐらの子供はいひませう「蟲けらよりうんとおいしいだらう」つて。
桜間中庸
5分以内
  90 文字
葉の葉かげにポツチリと青い瓦斯燈つきましたガス燈の下にはダイヤモンド色の露がルビーの皿に一杯で...
桜間中庸
葉の葉かげにポツチリと青い瓦斯燈つきましたガス燈の下にはダイヤモンド色の露がルビーの皿に一杯です今夜は黄金蟲が招かれてきます。
七面鳥のこゑ 桜間中庸
5分以内
  91 文字
七面鳥のこゑは空までとほるあをい空だからカロカロカロロととほる七面鳥のこゑは若草をぬけるよい風...
七面鳥のこゑ 桜間中庸
七面鳥のこゑは空までとほるあをい空だからカロカロカロロととほる七面鳥のこゑは若草をぬけるよい風だからカロカロカロロとぬける。
アカシヤと桑 桜間中庸
5分以内
  93 文字
かそかなる音して落つるアカシヤの花の香をひとりたのしむ幼子が拾ひあつめて手に持てるアカシヤの花...
アカシヤと桑 桜間中庸
かそかなる音して落つるアカシヤの花の香をひとりたのしむ幼子が拾ひあつめて手に持てるアカシヤの花に夕日させるも集ひきて桑の實とると見上げ居る子等の面わに夕日照りそふ。
散髪屋の夜 桜間中庸
5分以内
  102 文字
さんぱつやの窓の月はくさい髮のにほひがするみゝずが細々と泪の音をたてゝゐるそんなに月がかなしい...
散髪屋の夜 桜間中庸
さんぱつやの窓の月はくさい髮のにほひがするみゝずが細々と泪の音をたてゝゐるそんなに月がかなしいのかい痩せきつた俺のからだに夏が夏がしんみりと重たい。
〔ペーブメントからアスフアルトへ〕 桜間中庸
5分以内
  103 文字
ペーブメントからアスフアルトへアスフアルトからペーブメントへ風が新聞紙を運ぶのか新聞紙が風を運...
〔ペーブメントからアスフアルトへ〕 桜間中庸
ペーブメントからアスフアルトへアスフアルトからペーブメントへ風が新聞紙を運ぶのか新聞紙が風を運ぶのか風と新聞紙はほいと柳の若い葉の下をぬけてお堀にすべりこんだ。
天体現象 桜間中庸
5分以内
  103 文字
月に迫る金星――月に迫る金星――瞬間――雲はカーテンをおろす――あゝ――雲はカーテンをひく――...
天体現象 桜間中庸
月に迫る金星――月に迫る金星――瞬間――雲はカーテンをおろす――あゝ――雲はカーテンをひく――金星は月をはなれてゐる――金星は月をはなれてゐる――。
お空の川 桜間中庸
5分以内
  112 文字
お空を流れる白い川ミルクの色の遠い川あれは鷺でせう白い鳥ほつかりほわりと渡ります笹の葉に吹く風...
お空の川 桜間中庸
お空を流れる白い川ミルクの色の遠い川あれは鷺でせう白い鳥ほつかりほわりと渡ります笹の葉に吹く風の音さらさら流れる音のやう鷺のお使ひ二つ星ほつかりほわりと渡ります。
レインコートを着たてんと虫 桜間中庸
5分以内
  112 文字
春の雨は絹の雨レインコートのてんと虫ペンペン草のてつぺんで明日も雨だと知らせてる春の風はそより...
レインコートを着たてんと虫 桜間中庸
春の雨は絹の雨レインコートのてんと虫ペンペン草のてつぺんで明日も雨だと知らせてる春の風はそより風レインコートのてんと虫ペンペン草のてつぺんで南の風だと知らせてる。
蚊遣火 桜間中庸
5分以内
  112 文字
厩のねわらをかへたあと庭に蚊遣火たきました弟ねかして母さんはそつととなりへ風呂もらひ宿題してゐ...
蚊遣火 桜間中庸
厩のねわらをかへたあと庭に蚊遣火たきました弟ねかして母さんはそつととなりへ風呂もらひ宿題してゐるまどのそと遠くで花火の消える音。
城山城趾にて 桜間中庸
5分以内
  114 文字
頬にしぶく氷雨忘れて一時を敗軍の士の心しのびぬかなしさは落城のあと冬たけて御所ヶ丸山さびしくそ...
城山城趾にて 桜間中庸
頬にしぶく氷雨忘れて一時を敗軍の士の心しのびぬかなしさは落城のあと冬たけて御所ヶ丸山さびしくそびゆ武士の魂とむらふや音たてゝ枯草山にひたしぶくあめとけ殘る雪まだらなる谷あひに炭燒く煙低く流れぬ。
桜間中庸
5分以内
  116 文字
賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに...
桜間中庸
賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに客を呼ぶ馬車屋の笛のあわれさや逗子驛頭の冬のたそがれたたき賣るバナナ屋の聲寒寒と宵のしゞまを破りて流る。
夢の国 桜間中庸
5分以内
  116 文字
お目目のおへやの小ちやいドアーをそつと誰だかしめてゆくおめめのおへやの小ちやいドアーはしまつた...
夢の国 桜間中庸
お目目のおへやの小ちやいドアーをそつと誰だかしめてゆくおめめのおへやの小ちやいドアーはしまつたままではひらかないおめめのおへやの小ちやいドアーをゆめはトン/\入つてくる。
港のあいさつ 桜間中庸
5分以内
  120 文字
お船とお船で笛がなる笛がなる汽笛であいさつぽうお天氣さんぽうお天氣さんお船とお船で手をあげる手...
港のあいさつ 桜間中庸
お船とお船で笛がなる笛がなる汽笛であいさつぽうお天氣さんぽうお天氣さんお船とお船で手をあげる手をあげる右手であいさつほういごきげんさんほういごきげんさん。
椰子と黒ん坊 桜間中庸
5分以内
  121 文字
黒ん坊たちは椰子の實を落します青い湖水に月が降りてゐます椰子の實が湖水に落ちて月がこはれます花...
椰子と黒ん坊 桜間中庸
黒ん坊たちは椰子の實を落します青い湖水に月が降りてゐます椰子の實が湖水に落ちて月がこはれます花粉になつて散ります黒ん坊は月から生れたでせう青い光をきてゐます黒ん坊たちは椰子の實を落します。
石碑 桜間中庸
5分以内
  121 文字
あをい木あをい草思ひ出をひめて石碑は靜もりて立てりかなしみもよろこびもみなながらふくめて石碑は...
石碑 桜間中庸
あをい木あをい草思ひ出をひめて石碑は靜もりて立てりかなしみもよろこびもみなながらふくめて石碑はさびれて立てりたそがるれば思ひ出はわがむねにかへり石碑は夕日に更生れり。
白ホテル 桜間中庸
5分以内
  121 文字
港の風の吹いて來る海岸通りの白ホテル異人の子供がつきましたテリヤもおともでつきましたホテルのポ...
白ホテル 桜間中庸
港の風の吹いて來る海岸通りの白ホテル異人の子供がつきましたテリヤもおともでつきましたホテルのポーチのボウイさん英語で案内いたしますグツドモーニングマイデアグツドモーニングマイデア。
ほろほろほろりん 桜間中庸
5分以内
  122 文字
ほろほろほろりん垣のそとをどこのねえやだかゆきましたほろほろほろりん細いこゑで赤ん坊あやしてゆ...
ほろほろほろりん 桜間中庸
ほろほろほろりん垣のそとをどこのねえやだかゆきましたほろほろほろりん細いこゑで赤ん坊あやしてゆきましたほろほろほろりん月夜でせう椿の花だかおちました。
一番幌馬車 桜間中庸
5分以内
  126 文字
駈けて行きます霧の街一番幌馬車カポカポと駈けてゆきます霧の街柳並木のアスフアルトランタンゆれま...
一番幌馬車 桜間中庸
駈けて行きます霧の街一番幌馬車カポカポと駈けてゆきます霧の街柳並木のアスフアルトランタンゆれます霧のなかぬれてほのかなあかりです駈けてゆきます霧の街古いみやこのはやい朝。
すかんぽ原 桜間中庸
5分以内
  126 文字
すかんぽ原は夕やけしてた赤ん坊おぶつて探していつたすかんぽ原はつくしのにほひどこかで子供のうた...
すかんぽ原 桜間中庸
すかんぽ原は夕やけしてた赤ん坊おぶつて探していつたすかんぽ原はつくしのにほひどこかで子供のうたごゑしてたすかんぽ原はトンネルつづきこもつたおとで汽笛がしてた。
街の灯 桜間中庸
5分以内
  127 文字
見てたよ窓からじつと遠い街の灯ほらねお星樣の下の空ぼーつと明かつたよそしてねお星樣うすかつた死...
街の灯 桜間中庸
見てたよ窓からじつと遠い街の灯ほらねお星樣の下の空ぼーつと明かつたよそしてねお星樣うすかつた死んでるのあつたよ知つてるあの遠い街にいゝことうんとあるんだ。
開通祝ひ 桜間中庸
5分以内
  127 文字
明治通りのアスフアルト開通祝ひのいゝ日です銀バス並んで通ります黒いおひげの市長さん今日は視察の...
開通祝ひ 桜間中庸
明治通りのアスフアルト開通祝ひのいゝ日です銀バス並んで通ります黒いおひげの市長さん今日は視察の燕尾服銀バスは今通りますぽぽんと花火があがりますお祝する音いゝひゞきおひげで笑ふ市長さん。
花とお馬 桜間中庸
5分以内
  127 文字
お馬がたれたなあがいおくび菜の花たべようとそうろりたれた花がゆれた黄色い花だよお鼻のところでゆ...
花とお馬 桜間中庸
お馬がたれたなあがいおくび菜の花たべようとそうろりたれた花がゆれた黄色い花だよお鼻のところでゆうらりゆれたお馬はたべぬお花をたべぬお耳をたれてにほひをかいでる。
馬場 桜間中庸
5分以内
  128 文字
馬場は四角だ四角に歩め足並そろへてホイトロツトトロツト青い空馬場は四角だ四角に馳けろたてがみユ...
馬場 桜間中庸
馬場は四角だ四角に歩め足並そろへてホイトロツトトロツト青い空馬場は四角だ四角に馳けろたてがみユサユサホイギヤロツプギヤロツプ雲がとぶ。
コスモスとお母さま 桜間中庸
5分以内
  131 文字
コスモスの咲いてるお庭お母さまはせんたくなさるコスモスの花より高くお母さまは竿をあげなさるコス...
コスモスとお母さま 桜間中庸
コスモスの咲いてるお庭お母さまはせんたくなさるコスモスの花より高くお母さまは竿をあげなさるコスモスとお母さまとせいくらべせいくらべコスモスはとても咲いてるミルクの色の雲も浮いてる。
月夜 桜間中庸
5分以内
  132 文字
月夜はみんな青いでせう山羊の髭も青いでせう白熊の背も青いでせう月夜はみんな青いでせうチユウリツ...
月夜 桜間中庸
月夜はみんな青いでせう山羊の髭も青いでせう白熊の背も青いでせう月夜はみんな青いでせうチユウリツプ畑も原つぱも野菜畑も青いでせう月夜はみんな青いでせうピアノの鍵盤の音までもみんなみんな青いでせう。
蝙蝠 桜間中庸
5分以内
  138 文字
ひつそり蝙蝠を待つてた草の葉は夜露にぬれてたそつと高く投げた草履蝙蝠が落ちたやうだぞまがきの向...
蝙蝠 桜間中庸
ひつそり蝙蝠を待つてた草の葉は夜露にぬれてたそつと高く投げた草履蝙蝠が落ちたやうだぞまがきの向の細い音まがきをつんとのぞいたら酸つぱい花の香が泌みた。
月夜のバルコン 桜間中庸
5分以内
  138 文字
バラのお家のバルコンは蟻さん月見のお客樣「ほうら月だ」と手をあげるバラのお家のバルコンは蝶さん...
月夜のバルコン 桜間中庸
バラのお家のバルコンは蟻さん月見のお客樣「ほうら月だ」と手をあげるバラのお家のバルコンは蝶さん月見のお客樣「とてもいゝね」とうたつてるバラのお家のバルコンは風さん月から吹いてきて「お月のまつり」を話してる。
港にはいる汽船 桜間中庸
5分以内
  140 文字
みなとの海はみどりのびろうどテーブル掛のやうな白い船がはいる汽笛はふくれてみなとにあふれるみん...
港にはいる汽船 桜間中庸
みなとの海はみどりのびろうどテーブル掛のやうな白い船がはいる汽笛はふくれてみなとにあふれるみんなデツキでこちらをみてる空からひらりとハンケチ落ちたちがふあれだよ白いかもめよ。
草の実 桜間中庸
5分以内
  145 文字
知らないか知らないか子牛は草の實知らないか子牛のしつぽの草の實を知らないよ知らないよ子牛は草の...
草の実 桜間中庸
知らないか知らないか子牛は草の實知らないか子牛のしつぽの草の實を知らないよ知らないよ子牛は草の實知らないよ子牛のしつぽの草の實をきつとだろきつとだろ草の實ぽいと乘つただろ子牛がみちくさくつたとき。
桜間中庸
5分以内
  149 文字
波止場近くの白い船波が寄せますタポタポンホラタポタポン甲板に並んだ白い服海をみてますトロトロリ...
桜間中庸
波止場近くの白い船波が寄せますタポタポンホラタポタポン甲板に並んだ白い服海をみてますトロトロリホラトロトロリお空にのびてるメーンマスト鴎が飛びますサツサラリホラサツサラリ。
お巡さん 桜間中庸
5分以内
  151 文字
朝の八時は鈴懸にほうやり霧が吸はれてる警察署まへの停留所お巡りさんが降りてくる降りますつゞいて...
お巡さん 桜間中庸
朝の八時は鈴懸にほうやり霧が吸はれてる警察署まへの停留所お巡りさんが降りてくる降りますつゞいてお巡りさんみんな鈴懸くぐります襟立てマントは短かくてチカチカサーベル光りますウエハス色のビルデングまもなく窓が開くでせう。
青い窓 桜間中庸
5分以内
  157 文字
へちま垂れてる青い窓――ピアノの音してた青い窓――だれだか知らない住んでゐた――どこだか知らな...
青い窓 桜間中庸
へちま垂れてる青い窓――ピアノの音してた青い窓――だれだか知らない住んでゐた――どこだか知らない越してつた――いつも通つてく學校道――へちま搖れてる青い窓――。
水兵さん 桜間中庸
5分以内
  159 文字
水兵さんのまちを水兵さんがとほるタツプタツプタツプ水兵さんだ水兵さん水兵さんと水兵さんタツプタ...
水兵さん 桜間中庸
水兵さんのまちを水兵さんがとほるタツプタツプタツプ水兵さんだ水兵さん水兵さんと水兵さんタツプタツプタツプセイラアパンツパンツとパンツタツプタツプタツプどこまでつゞくアカシヤ並木タツプタツプタツプ。
〔花園から月かげが〕 桜間中庸
5分以内
  174 文字
花園から月かげが帷をほのかな紫にけぶらせてマダムの室を訪れるとき絢爛な裝釘を衣た私の詩集はその...
〔花園から月かげが〕 桜間中庸
花園から月かげが帷をほのかな紫にけぶらせてマダムの室を訪れるとき絢爛な裝釘を衣た私の詩集はその腕の中で指輪の役をするだらう詩集から私は生れ出る花園を月影にくたくたにぬれながらタキシードの詩人はマダムの幻想にそつと近づく詩集は私が生んだもの私は詩集から生れる。
桜間中庸
5分以内
  183 文字
とて馬車とろとろ峠の眞晝よひらひら蝶々よ青い空だよとろとろかげろふ白い道だよゐねむりとろとろ馬...
桜間中庸
とて馬車とろとろ峠の眞晝よひらひら蝶々よ青い空だよとろとろかげろふ白い道だよゐねむりとろとろ馬車屋の爺さよとろとろお馬も足並おそいよお客もとろとろ何だかとろとろとろとろ峠は遠い道だよ。
朝の山道 桜間中庸
5分以内
  184 文字
朝ぎり流れる山のみちほのぼの――草つぱふんで足のつゆしつとり――蝶々はねてるねむの葉にひつそり...
朝の山道 桜間中庸
朝ぎり流れる山のみちほのぼの――草つぱふんで足のつゆしつとり――蝶々はねてるねむの葉にひつそり――匂ふよほうら栗のはなほんのり――ほういと呼んでる誰だろかほういと――きりに吸はれて細いこゑほういと――。
波とかもめ 桜間中庸
5分以内
  192 文字
藻はゆれ藻はゆれ波はゆれかもめツイツイ波をするホラツツイとさあをいお空にあをいうみかもめフワリ...
波とかもめ 桜間中庸
藻はゆれ藻はゆれ波はゆれかもめツイツイ波をするホラツツイとさあをいお空にあをいうみかもめフワリとびたつたホラフワリとさ翼がぬれるにしよつぱいにもいちどツイツイ波をするホラツツイとさ藻はゆれ藻はゆれ波はゆれかもめツイツイ波をするホラツツイとさ。
日光浴室 桜間中庸
5分以内
  203 文字
日光浴室蔦がここまでのびましたらるらる光がもつれます日光浴室鳩が影してとびましたガラスの外のあ...
日光浴室 桜間中庸
日光浴室蔦がここまでのびましたらるらる光がもつれます日光浴室鳩が影してとびましたガラスの外のあをい空日光浴室母さん毛糸をほぐします冬が近くにきてませう日光浴室ぼくはベツドで手をのばすおひるのドンがなりました日光浴室いちにち白いお部屋ですいちにち白いお部屋です。
桜間中庸
5分以内
  239 文字
美しい夢を見た。
桜間中庸
美しい夢を見た。
山の駅 桜間中庸
5分以内
  239 文字
汽車がきてます山の驛驛長さんと機關手とお話してます立つたまゝ生れたお國のことなどを馬もきてます...
山の駅 桜間中庸
汽車がきてます山の驛驛長さんと機關手とお話してます立つたまゝ生れたお國のことなどを馬もきてます馬車の馬プラツトホームは山つづき月見草など咲いてゐて虫がこもつて鳴いてますまもなく出るでせうあの汽車は時計をみてます驛長さん空をみながら機關手は機關車の方へ歩きます雲が近くてこの驛は汽笛の音がふくれますトンネルからきたあの汽車はまたトンネルに入るでせう。
冬至 桜間中庸
5分以内
  261 文字
あをいタイルの浴槽にひたつてゐる。
冬至 桜間中庸
あをいタイルの浴槽にひたつてゐる。
マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は 青空文庫公式サイトの取り扱い基準 をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。