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30分以内で読める若山牧水の短編作品

青空文庫で公開されている若山牧水の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編22作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜22件 / 全22件
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發動機船は棧橋を離れやうとし、若い船員は纜(ともづな)を解いてゐた。
正覺坊いつもより少し時間は遲かつたが、晩酌前の散歩をして來ようと庭つゞきの濱の松原へ出かけて行つた。
昨年の八月いつぱいを伊豆西海岸、古宇といふ小さな漁村で過しました。
たべものの木若山牧水私は寢上戸(ねじやうご)とかいふ方で、酒に醉ふと直ぐ眠つてしまふ。
金比羅參り若山牧水少年世界愛讀者諸君。
細かな地図を見ればよく解るであらう。
櫻の花がかすかなひかりを含んで散りそめる。
夕闇の部屋の中へ流れ込むのさへはつきりと見えてゐた霧はいつとなく消えて行つて、たうとう雨は本降りとなつた。
くもり日は頭重かるわが癖のけふも出で來て歩む松原三月××日千本松原を詠んだなかの一首に斯んな歌があつたが、けふもまたその頭の重い曇り日であつた。
駿河灣一帶の風光といふとどうしても富士山がその焦點になる。
山上の宿院に着いた時はもう黄昏近かつた。
一週間か十日ほどの豫定で出かけた旅行から丁度十七日目に歸つて來た。
一週間か十日ほどの予定で出かけた旅行から丁度十七日目に帰って来た。
この沼津に移つて來て、いつの間にか足掛五年の月日がたつてゐる。
駿河なる沼津より見れば富士が嶺の前に垣なせる愛鷹の山東海道線御殿場驛から五六里に亙る裾野を走り下つて三島驛に出る。
自分の故郷は日向國の山奧である。
友人と共に夕食後の散歩から歸つて來たのは丁度七時前であつた。
私は草鞋を愛する、あの、枯れた藁(わら)で、柔かにまた巧みに、作られた草鞋を。
沼津から富士の五湖を※つて富士川を渡り身延に登り、その奧の院七面山から山づたひに駿河路に越え、梅ヶ島といふ人の知らない山奧の温泉に浸つて見るも面白からうし、其處から再び東海道線に出て鷲津驛から濱名湖を横ぎり、名のみは久しく聞いてゐる奧山半僧坊に詣で、地圖で見れば其處より四五里の距離に在るらしい三河新城町に※つて其處の實家に病臥してゐるK――君を見舞ひ、なほ其處から遠くない鳳來山に登り、山中に在るといふ古寺に泊めて貰つて古來その山の評判になつて居る佛法僧鳥を聽いて來よう、イヤ、佛法僧に限ら...
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