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5分以内で読める漢那浪笛の短編作品

青空文庫で公開されている漢那浪笛の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編29作品を、おすすめ人気順に表示しています。
(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)


1〜29件 / 全29件

作品名 著者 読了時間 人気 書き出し
作品名 著者 読了時間 人気
砂上の低唱
(1908年)
漢那浪笛
5分以内
  365 文字
満つと見しこの天地は足ずありぬ心をいづちやるも空虚のみ海の香しめる暁を今日片時の浜下り磯の霞に...
砂上の低唱 漢那浪笛
満つと見しこの天地は足ずありぬ心をいづちやるも空虚のみ海の香しめる暁を今日片時の浜下り磯の霞に酔ひしれて哀れ吾が世の夢に泣く浪路逢かた見渡たして満潮時を恨み泣く千鳥の声に胸冷えて哀れ吾が世の夢に泣く花葉かざれる海の底そや湧きかへる黒潮は憂しや吾が身の宿世にて哀れ吾が世の夢に泣く足跡しげき砂の上深かき想ひに眼を閉ちて世の運命を思へば哀れ吾が世の夢...
燃えよ心
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  70 文字
君にささぐる心のきほひ、火と燃え肉は爛れおちぬ。
燃えよ心 漢那浪笛
君にささぐる心のきほひ、火と燃え肉は爛れおちぬ。
棕梠のそよぎ
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  128 文字
黄ばんだ一本の棕梠、痛ましく裂けた葉のそよぎ。
棕梠のそよぎ 漢那浪笛
黄ばんだ一本の棕梠、痛ましく裂けた葉のそよぎ。

(1909年)
漢那浪笛
5分以内
  130 文字
淋しき日悲しき思ひ吾が心弄し去んぬる。
漢那浪笛
淋しき日悲しき思ひ吾が心弄し去んぬる。
かの日
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  138 文字
あまき歓楽の日は、束の間に決別をつげ……物のかたち、淋しき色に濡れて、墓場の景色をくりひろげぬ。
かの日 漢那浪笛
あまき歓楽の日は、束の間に決別をつげ……物のかたち、淋しき色に濡れて、墓場の景色をくりひろげぬ。
あやどり
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  142 文字
静けき海のかなた、日影しのびいる、森の奥に、彩鳥の声すと、きゝぬ。
あやどり 漢那浪笛
静けき海のかなた、日影しのびいる、森の奥に、彩鳥の声すと、きゝぬ。
あやしき楽の音
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  165 文字
かつて、きゝし折りなき楽の音!今宵、心にしのび入る。
あやしき楽の音 漢那浪笛
かつて、きゝし折りなき楽の音!今宵、心にしのび入る。
秋 なげかひ
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  171 文字
せちになげける秋の木立に、青める月の、病めるいぶき。
秋 なげかひ 漢那浪笛
せちになげける秋の木立に、青める月の、病めるいぶき。

(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  182 文字
記念のための瀬戸焼の盃、淋しい日の慰めに、とり出して、泡盛をつぐ。
漢那浪笛
記念のための瀬戸焼の盃、淋しい日の慰めに、とり出して、泡盛をつぐ。
つかれ
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  195 文字
淋しき夜の音づれ、つかれし眼にうつりわなゝき震ふ心は、たゆむ隙なく、あるかなきかの影にも似たれ。
つかれ 漢那浪笛
淋しき夜の音づれ、つかれし眼にうつりわなゝき震ふ心は、たゆむ隙なく、あるかなきかの影にも似たれ。
かの日の歌【四】
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  214 文字
※ささへかねたる苦痛の重さ!心と肉とは、時ふるへり。
かの日の歌【四】 漢那浪笛
※ささへかねたる苦痛の重さ!心と肉とは、時ふるへり。
暮れ方の窓
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  235 文字
常に夢見る女のすがた!夕暮れ方、しめやかな窓にしのんで来る。
暮れ方の窓 漢那浪笛
常に夢見る女のすがた!夕暮れ方、しめやかな窓にしのんで来る。
帰省
(1909年)
漢那浪笛
5分以内
  240 文字
若夏の入江の西に、萎ゆる帆を静かにたゝみ、大船の錨なぐるや、波止場には、吾かなつかしき南国の男...
帰省 漢那浪笛
若夏の入江の西に、萎ゆる帆を静かにたゝみ、大船の錨なぐるや、波止場には、吾かなつかしき南国の男女のあまた、すゝみよる、艀(はしけ)むかへぬ。
吸い殻
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  242 文字
午前七時、時刻が来たいざ学校へ。
吸い殻 漢那浪笛
午前七時、時刻が来たいざ学校へ。
新らしき悲しみにうつる時
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  242 文字
うら若かき日の悲しきあこかれ――草葉の息吹きかへす甘き馨り、艶はしき花の笑ひもながめて過ぎぬ。
新らしき悲しみにうつる時 漢那浪笛
うら若かき日の悲しきあこかれ――草葉の息吹きかへす甘き馨り、艶はしき花の笑ひもながめて過ぎぬ。
まよわし
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  252 文字
わが思ふ女ありやなしや。
まよわし 漢那浪笛
わが思ふ女ありやなしや。
かの日の歌【三】
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  267 文字
※温たかき玉は、君が手より、すべり落ちぬ。
かの日の歌【三】 漢那浪笛
※温たかき玉は、君が手より、すべり落ちぬ。
古街
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  279 文字
黄昏時を四五分すぎたあと、薄闇を縫ふて、紅い々々燈(ひ)の華が、冬咲きの仏相花のやうにちらつく。
古街 漢那浪笛
黄昏時を四五分すぎたあと、薄闇を縫ふて、紅い々々燈(ひ)の華が、冬咲きの仏相花のやうにちらつく。
最後の丘
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  305 文字
なつかしい丘の上、棕呂の若葉のそよぎに、小鳥の唄。
最後の丘 漢那浪笛
なつかしい丘の上、棕呂の若葉のそよぎに、小鳥の唄。
おびえ
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  321 文字
咲きし華はしぼみて、わが世は暗がりわたり。
おびえ 漢那浪笛
咲きし華はしぼみて、わが世は暗がりわたり。
車室
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  357 文字
一頭のやせ馬に、ひかれゆく黒塗りのかた馬車。
車室 漢那浪笛
一頭のやせ馬に、ひかれゆく黒塗りのかた馬車。
玉盃の曲
(1907年)
漢那浪笛
5分以内
  390 文字
ふくよかの顔面あげて紅潮の浜にさすごと華やかの笑みひろごりてまなざしの光すゞしくわが胸の奥には...
玉盃の曲 漢那浪笛
ふくよかの顔面あげて紅潮の浜にさすごと華やかの笑みひろごりてまなざしの光すゞしくわが胸の奥には深くよろこびの影こそ跳れわが耳に絃(かな)づる歌は鶯の啼く音をこめねあたたかき玉の腕に瑠璃色の酒瓶たたけば白百合の花よりすべる露のごと湧くや甘酒玉盃の縁にあふれて白銀や黄金の花のそこゐには咲きそむものと口ごもる若き恋人手をのべて盃をうくればわが心天...
秋の小曲
(1912年)
漢那浪笛
5分以内
  493 文字
※秋の木の葉がふるひ出す、ものにおびへた眼の色は、たゞ白びかり――何を見る。
秋の小曲 漢那浪笛
※秋の木の葉がふるひ出す、ものにおびへた眼の色は、たゞ白びかり――何を見る。
哀詩数篇
(1909年)
漢那浪笛
5分以内
  504 文字
くらがりなすによしなき哀れさよ、早や日数経て、今日の日も暗がりわたる物おもひ。
哀詩数篇 漢那浪笛
くらがりなすによしなき哀れさよ、早や日数経て、今日の日も暗がりわたる物おもひ。
かの日の歌【五】
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  521 文字
※気味わるき、十二月の、ひねもす。
かの日の歌【五】 漢那浪笛
※気味わるき、十二月の、ひねもす。
ふるさと
(1909年)
漢那浪笛
5分以内
  615 文字
無言常によく見る女なれど、心の欲を云ひいでむ、また、語るべき機会もなく、胸もどかしく、過ぎゆくか。
ふるさと 漢那浪笛
無言常によく見る女なれど、心の欲を云ひいでむ、また、語るべき機会もなく、胸もどかしく、過ぎゆくか。
かの日の歌【一】
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  627 文字
南の国の黄昏れ、空は紅き笑ひを残して静かなり。
かの日の歌【一】 漢那浪笛
南の国の黄昏れ、空は紅き笑ひを残して静かなり。
かの日の歌【二】
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  754 文字
※音なき秋の空をながめて、木の葉は淡き吐息をもらし、色みな、悲しきメロディなり。
かの日の歌【二】 漢那浪笛
※音なき秋の空をながめて、木の葉は淡き吐息をもらし、色みな、悲しきメロディなり。
恋しき最後の丘
(1911年)
漢那浪笛
5分以内
  776 文字
そのうら若かき頃の、悲しきあこがれ………草葉の息ふきかへす甘き香り、艶はしき花の笑ひもながめて...
恋しき最後の丘 漢那浪笛
そのうら若かき頃の、悲しきあこがれ………草葉の息ふきかへす甘き香り、艶はしき花の笑ひもながめて過ぎぬ、木の間にさへずる、鳥の歌をきゝ、悲しみは眼を閉ぢて、暫時やすらひもせし、されど、とく新らしき悲しみに転りぬ、何をもて、この闇を照さむ、空を仰げば恐ろし………いざさらば、独り琉球節の一曲を、口笛にふるわせ、うらやすき墓場のほとりにさ迷はむ、そは音なき響きを(聞)かんとや………その...
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