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1時間〜で読める江戸川乱歩の長編作品

青空文庫で公開されている江戸川乱歩の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編49作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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はしがきそのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。
同じM県に住んでいる人でも、多くは気づかないでいるかも知れません。
蕗屋清一郎が、何故これから記す様な恐ろしい悪事を思立ったか、その動機については詳しいことは分らぬ。
多分それは一種の精神病ででもあったのでしょう。
あるにちよう日のごご、丹下サト子ちゃんと、木村ミドリちゃんと、野崎サユリちゃんの三人が、友だちのところへあそびに行ったかえりに、世田谷区のさびしい町を、手をつないで歩いていました。
暗黒街の女王この国でも一夜に数千羽の七面鳥がしめられるという、あるクリスマス・イヴの出来事だ。
黒い魔物そいつは全身、墨を塗ったような、おそろしくまっ黒なやつだということでした。
作者の言葉私は探偵小説を書くのですが、探偵小説といっても、現在では色々の傾向に分れていて、昔の探偵小説という感じからは非常に遠いものもあるのです。
劈頭の犠牲者法医学界の一権威宗像隆一郎博士が、丸の内のビルディングに宗像研究室を設け、犯罪事件の研究と探偵の事業を始めてからもう数年になる。
序――この本のなりたち社会思想研究会出版部のすすめによって、私の随筆の中から、探偵小説のトリックを解説したものを集めてみた。
二十面相の改名「透明怪人」の事件で、名探偵、明智小五郎に、正体を見やぶられた怪人二十面相は、そのまま警視庁の留置場に入れられ、いちおう、とりしらべをうけたのち、未決囚として東京都内のI拘置所に、ぶちこまれてしまいました。
作者の言葉この物語の主人公は、彼のバルカン地方の伝説『吸血鬼』にも比すべき、人界の悪魔である。
奇怪な老人空いちめん、白い雲におおわれた、どんよりとむしあつい、春の日曜日の夕方のことでした。
はしがき私はまだ三十にもならぬに、濃い髪の毛が、一本も残らず真白になっている。
骸骨紳士ある夕がた、少年探偵団の名コンビ井上一郎君とノロちゃんとが、世田谷区のさびしいやしきまちを歩いていました。
マントにんぎょうのまききむらたけしくんは、しょうがっこうの二ねん生で、とうきょうのひろいおうちにすんでいました。
歯車の音冬の夜、月のさえた晩、銀座通りに近い橋のたもとの交番に、ひとりの警官が夜の見はりについていました。
「勝ったぞ、勝ったぞ、勝ったぞ……」北川氏の頭の中には、勝ったという意識だけが、風車の様に旋転していた。
[#ページの左右中央]作者のことば怪人二十面相はまほうつかいのようなふしぎなどろぼうです。
発表者の附記二月ばかり前の事であるが、N某という中年の失業者が、手紙と電話と来訪との、執念深い攻撃の結果、とうとう私の書斎に上り込んで、二冊の部厚な記録を、私に売りつけてしまった。
ろう人形そのふたりの少年は、あんなこわいめにあったのは、生まれてからはじめてでした。
読者諸君は、先年H山中のA湖のほとりに起った、世にも不思議な殺人事件を、御記憶ではないでしょうか。
断末魔の雄獅子三十二、三歳に見えるやせ型の男が、張ホテルの玄関をはいって、カウンターのうしろの支配人室へ踏みこんでいった。
空とぶ円盤空とぶ円盤は、アメリカからはじまって、世界じゅうの空にあらわれました。
ふしぎな時計塔ある夕がた、名探偵明智小五郎の少女助手、花崎マユミさんは、中学一年のかわいらしい少女ふたりと手をとりあって、さびしい原っぱを歩いていました。
ふしぎな老人北見菊雄君は、小学校の四年生でした。
まぼろしの豹(ひょう)東京都内に、『まぼろしの豹(ひょう)』があらわれるという、うわさがひろがっていました。
怪人四十面相ある日、麹町高級アパートの明智探偵事務所へ、ひとりのりっぱな紳士がたずねてきました。
のぞきカラクリ明智探偵の少年助手、小林芳雄君は、ある夕方、先生のおつかいに出た帰り道、麹町の探偵事務所のちかくの、さびしい町を歩いていました。
きもだめしの会名探偵明智小五郎の少年助手、小林芳雄君を団長とする少年探偵団は、小学校の五、六年生から中学の一、二年生までの少年二十人ほどで組織されていました。
生腕探偵小説家の殿村昌一は、その夏、郷里長野県のS村へ帰省していた。
沈没船の怪物日東サルベージ会社の沈没船引きあげのしごとが、房総半島の東がわにある大戸村の沖あいでおこなわれていました。
消えうせた大学生五月のある日のこと、麹町の高級アパートにある明智探偵の事務所へ、ひとりの老紳士が、たずねてきました。
[#ページの左右中央]作者の言葉犯人は最初から読者の目の前にいながら最後までどれが犯人だか分らない。
恐怖の一夜小学校六年生の宮瀬不二夫君は、たったひとり、広いおうちにるす番をしていました。
魔法博士このふしぎなお話は、まず小学校六年生の天野勇一君という少年の、まわりにおこった出来事からはじまります。
もうひとりの少年東京の銀座に大きな店をもち、宝石王といわれている玉村宝石店の主人、玉村銀之助さんのすまいは、渋谷区のしずかなやしき町にありました。
志摩の女王東京のまん中にある有名なデパートで、宝石てんらん会がひらかれていました。
腹話術小学校六年生の宮本ミドリちゃんと、五年生の甲野ルミちゃんとが、学校の帰りに手をひきあって、赤坂見附の近くの公園にはいっていきました。
ロウ人形館東京上野公園の不忍池のそばに、ふしぎな建物がたちました。
おねえさま空には一点の雲もなく、さんさんとかがやく太陽に照らされて、ひろい原っぱからは、ゆらゆらと、かげろうがたちのぼっていました。
鉄塔の火星人少年探偵団員で、中学一年の中村君と、有田君と、長島君の三人は、大のなかよしでした。
動く映画館ある夕がた、渋谷区のやしき町を、ふたりの少年が歩いていました。
[#ページの左右中央]*作中、ディクスン・カー著『皇帝のかぎ煙草入れ』のトリックに言及されています。
あやしい人造人間ある夕方、千代田区の大きなやしきばかりのさびしい町を、ふたりの学生服の少年が、歩いていました。
雲の上の怪物少年探偵団の小林団長と、団員でいちばん力の強い井上一郎君と、すこしおくびょうだけれど、あいきょうものの野呂一平君の三人が、春の休みに、長野県のある温泉へ旅行しました。
猫属の舌神谷芳雄はまだ大学を出たばかりの会社員であった。
死骸盗賊一台の金ピカ葬儀自動車が、どこへという当てもないらしく、東京市中を、グルグルと走り廻っていた。
Rすい星はじめて、そのふしぎなすい星を発見したのは、イギリスの天文学者でした。
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