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TOP 牧野信一 短編(30分以内) 祝福された星の歌

祝福された星の歌 An episode from the forest

牧野信一
『祝福された星の歌』は青空文庫で公開されている牧野信一の短編作品。4,482文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   4,482 文字
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書き出し
麓の村から五哩あまり、馬の背で踏み入る森林地帯の山奥――苔むした岩々の間を、隠花植物の影を浮べて、さんさんと流れる谿川のほとりに営まれた伐木工場の丸木小屋の事務所に、その頃私はアメリカ生れのフロラと共に働いてゐました。
初出
1932年   (「蝋人形 第三巻第四号(四月号)」蝋人形社、1932(昭和7)年4月1日)
底本
「牧野信一全集第四巻」筑摩書房, 2002(平成14)年6月20日
表記
新字旧仮名
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