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尾崎放哉の全作品

青空文庫で公開されている尾崎放哉の全作品7篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜7件 / 全7件
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尾崎放哉選句集青空文庫版まえがきこのHTMLファイルには、種田山頭火と並んでいわゆる自由律俳句を代表する俳人、尾崎放哉(おざき・ほうさい。
「それで貴女とう/\離婚れてしまいましたので……丁度、昨年の春の事で御座いました」「まーとう/\。
庵に帰れば松籟颯々、雑草離々、至つてがらんとしたものであります。
土庄の町から一里ばかり西に離れた海辺に、千軒といふ村があります。
その昔し、豊臣家が亡びかけてからの事、和寇と云ふものがあつて支那の東南の海岸を荒す、其の勢すさまじく、支那人大に恐れをなして、南清のある孤島に高い/\見張所をこしらへて、いつもその見張所の上に番人が居て、和奴来るや否やと眼を皿大にして見て居る。
俺には名前がない、但し人間が付けてくれたのは有るが、其れを云ふのは暫く差控へて置かう。
島に来るまでこの度、仏恩によりまして、此庵の留守番に坐らせてもらふ事になりました。
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