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児童書版

桜さく島 春のかはたれ

竹久夢二
『桜さく島』は青空文庫で公開されている竹久夢二の短編作品。2,573文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   2,573 文字
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書き出し
[#ここから手書き文字]暮れゆく春のかなしさは歌ふをきけや爪弾の「おもひきれとは死ねとの謎か死ぬりや野山の土となる」[#ここで手書き文字終わり][#改ページ]隅田川「春信」の女の髪をすべりたる黄楊の小櫛か月の影。
初出
底本
「桜咲く島 春のかはたれ」洛陽堂, 1912(明治45)年2月24日
表記
新字旧仮名
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