ブンゴウサーチ
児童書版
TOP 河上肇 中編(60分以内)

60分以内で読める河上肇の中編作品

青空文庫で公開されている河上肇の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編4作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(12,001〜24,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜4件 / 全4件
Tweet
作品名
著者
読了時間
人気
私の父方の祖父才一郎が嘉永五年七月一日、僅か六畳一間の栗林家の門部屋で病死した時――栗林家の次男坊に生れた才一郎は、この時すでに河上家の養子となっていたが、養家の瀬兵衛夫婦がまだ生きていた為めに、ずっと栗林家の門部屋で生活していたのである、――彼の残した遺族は三人、うち長男の源介(即ち私の父)は五歳、長女アサ(即ち私の叔母)は三歳、妻イハ(即ち私の祖母)は二十五歳であった。
京都帝大の経済学部教授をしてゐた頃、大正九年九月の新学期から、私は経済学部の部長に補せられた。
渭南文集五十巻、老学庵筆記十巻、詩に関する説話の散見するものを、拾ひ集めて此篇を成す。
佐藤春夫の車塵集を見ると、「杏花一孤村、流水数間屋、夕陽不見人、※牛麦中宿」といふ五絶を、杏(あんず)咲くさびしき田舎川添ひや家をちこち入日さし人げもなくて麦畑にねむる牛ありと訳してあるが、「家をちこち」はどうかと思ふ。
マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は 青空文庫公式サイトの取り扱い基準 をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。