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児童書版

暗夜の格闘

小酒井不木
『暗夜の格闘』は青空文庫で公開されている小酒井不木の中編作品。12,227文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   12,227 文字
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書き出し
白金塊の紛失紅色ダイヤ事件の犯人は、意外にも塚原俊夫君の叔父さんでしたから、悪漢の捕縛を希望しておられた読者諸君は、あるいは失望されたかもしれませんが、これから私のお話しするのは、先年来、東京市内の各所を荒らしまわった貴金属盗賊団を俊夫君の探偵力によって見事に一網打尽にした事件です。
初出
1925年   (「子供の科学 二巻三~五号」1925(大正14)年3~5月号)
底本
「小酒井不木探偵小説選 〔論創ミステリ叢書8〕」論創社, 2004(平成16)年7月25日
表記
新字新仮名
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