🎉無料の英語作品を読了時間で検索できる英語版「Bungo Search」をリリースしました!英語の勉強にぜひご活用ください。

小島烏水の全作品

青空文庫で公開されている小島烏水の全作品18篇を、おすすめ人気順で表示しています。


1〜18件 / 全18件

作品名 著者 読了時間 人気 書き出し
作品名 著者 読了時間 人気
紀行文家の群れ 小島烏水
5分以内
  975 文字
明治文壇には、紀行文家と称せられる一群の顔ぶれがあった。
紀行文家の群れ 小島烏水
明治文壇には、紀行文家と称せられる一群の顔ぶれがあった。
山を讃する文 小島烏水
5分以内
  1,329 文字
近来邦人が、いたづらなる夏期講習会、もしくは無意義なるいはゆる「湯治」「海水浴」以外に、種々な...
山を讃する文 小島烏水
近来邦人が、いたづらなる夏期講習会、もしくは無意義なるいはゆる「湯治」「海水浴」以外に、種々なる登山の集会を計画し、これに附和するもの漸く多きを致す傾向あるは頗(すこぶ)る吾人の意を獲たり、しかも邦人のやや山岳を識るといふ人も、富士、立山、白山、御嶽など、三、四登りやすきを上下したるに過ぎず、その他に至りては、これを睹(み)ること、宛ら外国の山岳の如くなるは、遺憾にあらずや。
菜の花 小島烏水
10分以内
  2,043 文字
市街に住まっているものの不平は、郊外がドシドシ潰されて、人家や製造場などが建つことである、建つ...
菜の花 小島烏水
市街に住まっているものの不平は、郊外がドシドシ潰されて、人家や製造場などが建つことである、建つのは構わぬが、ユトリだとか、懐ろぎだとかいう気分が、亡くなって、堪まらないほど窮屈になる、たとえやにこくても、隙間もなく押し寄せた家並びを見ていると、時々気が詰まる、もし人家の傍に、一寸した畠でもあれば、それが如何に些細なものであっても、何だか緩和されるような気になる、そうして庭園のように、他所行きの花卉だの、「見てくれ」の装飾だのがしてないところに、又しようとも思わない無造作のところに、思いさ...
亡びゆく森 小島烏水
30分以内
  4,056 文字
伊勢山から西戸部の高地一帯(久保山を含んで)にかけて、昔は、可なりに深い森林があつたらうと思は...
亡びゆく森 小島烏水
伊勢山から西戸部の高地一帯(久保山を含んで)にかけて、昔は、可なりに深い森林があつたらうと思はれる、その俤(おもかげ)の割合に保存されてるのは、今私の住居してゐる山王山附近である、もとよりこれぞといふ目ぼしい樹木もなく、武蔵野や相模原に、多く見るやうな雑木林で、やはり楢(なら)が一番多く、栗も樫(かし)もたまには交つてゐる。
霧の不二、月の不二 小島烏水
30分以内
  4,233 文字
不二より瞰(み)るに、眼下に飜展せられたる凸版地図の如き平原の中白面の甲府を匝(め)ぐりて、毛...
霧の不二、月の不二 小島烏水
不二より瞰(み)るに、眼下に飜展せられたる凸版地図の如き平原の中白面の甲府を匝(め)ぐりて、毛ばだちたる皺(しわ)の波を畳み、その波頭に鋭峻の尖(とが)りを起てたるは、是れ言ふまでもなく金峰山、駒ヶ嶽、八ヶ嶽等の大嶽にして、高度いづれも一万尺に迫り、必ずしも我不二に下らざるが如し、不二は自らその高さを意識せざる謙徳の大君なり、裾野より近く不二を仰ぐに愈(いよい)よ低し、偉人と共に家庭居するものは、その那辺が大なるかを解する能はざるが如し。
上高地風景保護論 小島烏水
30分以内
  4,392 文字
このたび、松本市に開かれた信濃山岳研究会に、来会したのを、機会として、私は松本市から遠くない、...
上高地風景保護論 小島烏水
このたび、松本市に開かれた信濃山岳研究会に、来会したのを、機会として、私は松本市から遠くない、上高地温泉のために、温泉のためではない、日本アルプス登山の中心点のために、将た敬虔なる順礼の心を以て、日本アルプスという厳粛なる自然の大伽藍に詣でる人々のために、同地にある美しい森林の濫伐に関して、公開状を提出する。
槍ヶ岳第三回登山 小島烏水
30分以内
  5,300 文字
雨で閉じこめられた、赤沢小舎の一夜が明ける。
槍ヶ岳第三回登山 小島烏水
雨で閉じこめられた、赤沢小舎の一夜が明ける。
雪中富士登山記 小島烏水
30分以内
  5,488 文字
今朝は寒いと思うとき、わが家の背後なる山王台に立って、遥かに西の方を見渡すと、昨夜の風が砥(と...
雪中富士登山記 小島烏水
今朝は寒いと思うとき、わが家の背後なる山王台に立って、遥かに西の方を見渡すと、昨夜の風が砥(と)ぎ澄まして行った、碧く冴えた虚空の下には、丹沢山脈の大山一帯が、平屋根の家並のように、びったり凍かんで一と塊に圧しつけられている。
奥常念岳の絶巓に立つ記
(1907年)
小島烏水
30分以内
  5,860 文字
泊まったのは、二の俣(また)の小舎である。
奥常念岳の絶巓に立つ記 小島烏水
泊まったのは、二の俣(また)の小舎である。
雪の白峰 小島烏水
30分以内
  5,894 文字
アルプスに Alpine Glow(山の栄光)という名詞がある、沈む日が山の陰へ落ちて、眼にも...
雪の白峰 小島烏水
アルプスに Alpine Glow(山の栄光)という名詞がある、沈む日が山の陰へ落ちて、眼にも見えなくなり、谷の隅々隈々に幻の光が、夢のように彷徨(さまよ)い、また消えようとするとき、二、三分の間、雪の高嶺に、鮮やかな光が這(は)って、山の三角的天辺が火で洗うように耀(かがや)く、山は自然の心臓から滴れたかと思う純鮮血色で一杯に染まる、まことに山の光栄は落日である、さればラスキンも『近世画家論』第二巻に、渚へ寄する泡沫と、アルプス山頂の雪とは、海と山とを描いて、死活の岐れるところだという...
日本山岳景の特色 小島烏水
30分以内
  7,355 文字
私たちが学生旅行をした時代には、日本の名山と言えば、殆んど火山に限られたように思われていた、富...
日本山岳景の特色 小島烏水
私たちが学生旅行をした時代には、日本の名山と言えば、殆んど火山に限られたように思われていた、富士山にさえ登り得らるれば、あとはみんな、それよりも低く、浅く、小さい山であるから、造作はないぐらいに考えていた、そのころ、今日でいう日本アルプス系の大山嶺で、私が名を知っていたものは、立山御嶽などいう火山の外には、木曾の駒ヶ岳(大部分黒雲母花崗岩より成る)ぐらいなものであった、いま憶い出しても笑わずにはいられないのは、その時代、或(ある)地理書の山岳高度表で、富士山の次に、白峰だの赤石山だのとい...
火と氷のシャスタ山
(1929年)
小島烏水
30分以内
  8,756 文字
山仲間から、アメリカで好きな山は何か、と聞かれると、一番先きに頭に浮ぶのは、シャスタ山である。
火と氷のシャスタ山 小島烏水
山仲間から、アメリカで好きな山は何か、と聞かれると、一番先きに頭に浮ぶのは、シャスタ山である。
梓川の上流 小島烏水
30分以内
  11,280 文字
明科停車場を下りると、犀(さい)川の西に一列の大山脈が峙(そばだ)っているのが見える、我々は飛...
梓川の上流 小島烏水
明科停車場を下りると、犀(さい)川の西に一列の大山脈が峙(そばだ)っているのが見える、我々は飛騨山脈などと小さい名を言わずに、日本アルプスとここを呼んでいる、この山々には、名のない、あるいは名の知られていない高山が多い、地理書の上では有名になっていながら、山がどこに晦(か)くれているのか、今まで解らなかったのもある――大天井岳などはそれで――人間は十人並以上に、一寸でも頭を出すと、とかく口の端にかかる、あるいは嫉みの槌(つち)で、出かけた杭が敲(たた)きのめされ...
高山の雪 小島烏水
60分以内
  13,268 文字
日本は海国で、島国であるには違いないが、国内には山岳が重畳して、その内部へ入ると、今でも海を見...
高山の雪 小島烏水
日本は海国で、島国であるには違いないが、国内には山岳が重畳して、その内部へ入ると、今でも海を見たことのないという人によく出会うのは、私が山岳地の旅行で親しく知ったことである。
天竜川 小島烏水
60分以内
  14,646 文字
山又山の上を、何日も偃松の中に寝て、カアキイ色の登山服には、松葉汁をなすり込んだ青い斑染が、消...
天竜川 小島烏水
山又山の上を、何日も偃松の中に寝て、カアキイ色の登山服には、松葉汁をなすり込んだ青い斑染が、消えずに残つてゐる、山を下りてから、飯田の町まで寂しい宿駅を、車の上で揺られて来たが、どこを見ても山が重なり合ひ、顔を出し、肩を寄せて、通せん坊をしてゐる、これから南の国まで歩くとすれば、高い峠、低い峠が、鋭角線を何本も併行させたり、乱れ打つたりして、疲れた足の邪魔をする。
不尽の高根 小島烏水
1時間〜
  26,790 文字
江戸と東京の富士帰朝したのは、本年三月であった。
不尽の高根 小島烏水
江戸と東京の富士帰朝したのは、本年三月であった。
白峰山脈縦断記 小島烏水
1時間〜
  33,082 文字
緒言前年雨のために失敗した白峰山登りを、再びするために、今年(四十一年)は七月下旬高頭式、田村...
白峰山脈縦断記 小島烏水
緒言前年雨のために失敗した白峰山登りを、再びするために、今年(四十一年)は七月下旬高頭式、田村政七両氏と共に鰍沢へ入った、宿屋は粉屋であった、夕飯の終るころ、向い合った室から、一人の青年が入って来た、私たちが、先刻から頻に白峰、白峰と話すのを聞いて、もしやそれかと思って、宿帳で、姓名を見てそれと知った、というので同行を申し込まれたのである、大阪高等工業学校の生徒、倉橋藤次郎氏である、一人でも同行者を増した心強さは、言うまでもない。
谷より峰へ峰より谷へ 小島烏水
1時間〜
  37,806 文字
穂高岳より槍ヶ岳まで岩壁伝いの日誌(明治四十四年七月)二十日松本市より島々まで馬車、島々谷を溯...
谷より峰へ峰より谷へ 小島烏水
穂高岳より槍ヶ岳まで岩壁伝いの日誌(明治四十四年七月)二十日松本市より島々まで馬車、島々谷を溯り、徳本峠を踰(こ)え、上高地温泉に一泊。
マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は 青空文庫公式サイトの取り扱い基準 をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。