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児童書版

未刊童謡

野口雨情
『未刊童謡』は青空文庫で公開されている野口雨情の長編作品。79,012文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   79,012 文字
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書き出し
大正八年田甫の上雁(がん)が来た、雁が来た、田甫の上に雁が来た澄み渡つた夕暮れの空に、鳴き鳴き、雁が来た親の雁は下を見い見い飛んでゆく子の雁も下を見い見い飛んでゆく親の雁は先へ先へと飛んでゆく子の雁も皆な続いて飛んで行く親の雁が首を伸して鳴き出すと子の雁も首を伸して鳴いてゐる雁は鳴き鳴き、夕暮れの空を渡つて、飛ん...
初出
1919年   (田甫の上「おとぎの世界」1919(大正8)年8月<br>どぶどぶ沼「こども雑誌」1920(大正9)年7月<br>石団子「小学男生」1920(大正9)年10月<br>アンデルセン「金の船」1920...)
底本
「定本 野口雨情 第四巻」未来社, 1986(昭和61)年5月25日
表記
新字旧仮名
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