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30分以内で読める野口雨情の短編作品

青空文庫で公開されている野口雨情の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編11作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜11件 / 全11件
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蜀黍畑お背戸の親なしはね釣瓶海山千里に風が吹く蜀黍(もろこし)畑も日が暮れた鶏さがしに往かないか。
[#ページの左右中央]序詩空の上に、雲雀は唄を唄つてゐる渦を巻いてゐる太陽の光波にまかれて唄つてゐる――[#改ページ]時雨唄雨降りお月さん暈(かさ)下され傘さしたい死んだ母さん、後母さん時雨の降るのに下駄下され跣足で米磨ぐ死んだ母さん、後母さん柄杓にざぶざぶ水下され釣瓶が[#「釣瓶が」は底本では「鈞瓶が」...
石川啄木の代表作は和歌にある。
[#ページの左右中央]花も実もなき枯草の一篇わが親愛なる諸兄に捧ぐ[#改ページ]毒も罪も草に咲くさへ毒の花罪の花みな紅からむ羽うるはしき例の童が罪の矢ならば美しかろ唇にふれなば倒るべき毒の花なら甘からむ村の平和雲の香沈む有明の月の森よりそと出でて麦の緑の岡に立ち見るよ平和の村の朝...
小川芋銭先生は、もとは牛里と云ふ雅号で、子規居士時代から俳句を詠んで居られた。
前橋の鈴蘭燈籠停車場前から市街の外側をめぐる、新にひらかれた八間道路は前橋市の一偉観である。
石川啄木が歿(なくな)つてからいまだ二十年かそこらにしかならないのに、石川の伝記が往々誤り伝へられてゐるのは石川のためにも喜ばしいことではない、況んや石川が存生中の知人は今なほ沢山あるにも拘はらず、その伝記がたまたま誤り伝へられてゐるのを考へると、百年とか二百年とかさきの人々の伝記なぞは随分信をおけない杜撰なものであるとも思へば思はれます。
ある山国に、美しい湖がありました。
田舎乙女おまへは田舎の乙女さまお馬で朝草刈りにゆく山ほととぎすが山で啼きやお馬もお耳をたてて聞く山ほととぎすは渡り鳥あの山渡つてどこへゆく土蜂草を刈ろとて鎌研ぎしてりや蜂がとんで来た土蜂が蜂を見てたりや鎌で指切つた指を見せたりや蜂ア逃げた窓山を眺めた...
別後別後逢ひはしませぬ見もしませぬにわしのこの村を馬に乗つて通つた馬も嘶(いなな)くわたしも泣いた逢はれないのに逢ふ気で来てる。
[#ページの左右中央]なつかしいのは、故郷の土である。
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