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児童書版

一ノ倉沢

松濤明
『一ノ倉沢』は青空文庫で公開されている松濤明の短編作品。370文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   370 文字
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書き出し
松濤明単独昭和十六年八月五日晴土合(五・一〇)―βルンゼ入口(六・四五〜六・五〇)―一ノ倉尾根(八・〇五)―βルンゼ入口(九・〇五〜九・二五)―Fバンド(一〇・〇〇〜一〇・一五)―稜線(一一・四〇〜一二・〇〇)―土合(一四・一五)第三ルンゼを目指してきたが、水に濡れてテラテラ光っているのが望見されたので、天日で乾くまでの暇つぶしに衝立前沢からβルンゼに入る。
初出
底本
「新編 風雪のビヴァーク」山と渓谷社, 2000(平成12)年3月20日
表記
新字新仮名
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