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児童書版

寡婦の除夜

内村鑑三
『寡婦の除夜』は青空文庫で公開されている内村鑑三の短編作品。262文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   262 文字
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書き出し
月清し、星白し、霜深し、夜寒し、家貧し、友尠(すくな)し、歳尽て人帰らず、思は走る西の海涙は凍る威海湾南の島に船出せし恋しき人の迹(あと)ゆかし人には春の晴衣軍功の祝酒我には仮りの侘住独り手向る閼伽(あか)の水我空ふして人は充つ我衰へて国栄ふ貞を冥土の夫に尽し節を戦後の国に全ふす月清し、星白し、霜深し、夜寒し、家貧し、友尠(すくな)...
初出
底本
「内村鑑三全集3 1894-1896」岩波書店, 1982(昭和57)年12月20日
表記
新字旧仮名
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