ブンゴウサーチ
児童書版

解かれた象

寺田寅彦
『解かれた象』は青空文庫で公開されている寺田寅彦の短編作品。3,662文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   3,662 文字
人気
  -- PV
書き出し
上野の動物園の象が花屋敷へ引っ越して行って、そこで既往何十年とかの間縛られていた足の鎖を解いてもらって、久しぶりでのそのそと檻(おり)の内を散歩している、という事である。
初出
1924年   (「女性改造」1924(大正13)年1月)
底本
「寺田寅彦随筆集 第二巻」岩波文庫、岩波書店, 1947(昭和22)年9月10日、1964(昭和39)年1月16日第22刷改版
表記
新字新仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。