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児童書版

とんびと油揚

寺田寅彦
『とんびと油揚』は青空文庫で公開されている寺田寅彦の短編作品。3,100文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   3,100 文字
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書き出し
とんびに油揚をさらわれるということが実際にあるかどうか確証を知らないが、しかしこの鳥が高空から地上のねずみの死骸などを発見してまっしぐらに飛びおりるというのは事実らしい。
初出
1934年   (「工業大学蔵前新聞」1934(昭和9)年9月)
底本
「寺田寅彦随筆集 第四巻」岩波文庫、岩波書店, 1948(昭和23)年5月15日、1963(昭和38)年5月16日第20刷改版
表記
新字新仮名
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