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伊吹山の句について

寺田寅彦
『伊吹山の句について』は青空文庫で公開されている寺田寅彦の短編作品。2,484文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   2,484 文字
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書き出し
昨年三月の「潮音」に出ている芭蕉(ばしょう)俳句研究第二十四回の筆記中に千川亭おりおりに伊吹を見てや冬ごもりという句について、この山の地勢や気象状態などが問題になっていて、それについていろいろ立ち入った研究があったようである。
初出
1924年   (「潮音」1924(大正13)年2月)
底本
「寺田寅彦随筆集 第二巻」岩波文庫、岩波書店, 1947(昭和22)年9月10日、1964(昭和39)年1月16日第22刷改版
表記
新字新仮名
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