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児童書版

処方秘箋

泉鏡花
『処方秘箋』は青空文庫で公開されている泉鏡花の短編作品。7,382文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   7,382 文字
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書き出し
此(こ)の不思議なことのあつたのは五月中旬、私が八歳の時、紙谷町に住んだ向うの平家の、お辻(つじ)といふ、十八の娘、やもめの母親と二人ぐらし。
初出
1901年   (「天地人」1901(明治34)年1月)
底本
「日本幻想文学集成1 泉鏡花」国書刊行会, 1991(平成3)年3月25日
表記
新字旧仮名
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