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TOP 幸田露伴 短編(10分以内)

10分以内で読める幸田露伴の短編作品

青空文庫で公開されている幸田露伴の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編9作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜9件 / 全9件
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吾が友といつては少し不遜に當るかも知れないが、先づ友達といふことにして、淡島寒月といふ人は實に稀有な人であつた。
旅行に就いて何か経験上の談話をしろと仰ゃるのですか。
夜の隅田川の事を話せと云ったって、別に珍らしいことはない、唯闇黒というばかりだ。
震は亨(とほ)る。
わたくしの学生時代の談話をしろと仰ゃっても別にこれと云って申上げるようなことは何もございません。
人間には色々の仕草があるがつゞめて言へば、事に処すると、物に接するとの二ツになる、事に処すると云ふは、其処に生じて来た或る事情に対して、如何云ふ様に自分の態度を執るか、了見を定めるか、口を利くか、身体を動かすか、智慧を回らすか、力を用ふるかといふ事である。
寒月氏は今年七十歳を以て二月廿三日に永逝した。
時は明治四年、処は日本の中央、出船入船賑やかな大阪は高津のほとりに、釜貞と云へば土地で唯一軒の鉄瓶の仕上師として知られた家であつた。
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