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伊藤左千夫
短編(10分以内)
10分以内で読める伊藤左千夫の短編作品
青空文庫で公開されている伊藤左千夫の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編9作品を、おすすめ人気順に表示しています。
(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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八幡の森
(1906年)
伊藤左千夫
10分以内
2,444 文字
市川の宿も通り越し、これから八幡という所、天竺木綿の大きな国旗二つを往来の上に交扠して、その中...
八幡の森
伊藤左千夫
10分以内
市川の宿も通り越し、これから八幡という所、天竺木綿の大きな国旗二つを往来の上に交扠して、その中央に祝凱旋と大書した更紗の額が掛っている、それをくぐると右側の屑屋の家では、最早あかりがついて障子がぼんやり赤い、その隣りでは表の障子一枚あけてあるので座敷に釣ってあるランプがキラリと光を放っている、ほのくらい往来には、旅の人でなく、土地のものらしい男や婆さんやがのっそりのっそりあるいている、赤児をおぶった児供やおぶわないのや、うようよ槙屏(まきべい)の蔭に遊んでいる、荒物店の前では、荷馬車一台荷...
浅草詣
(1903年)
伊藤左千夫
10分以内
2,588 文字
一月十一日、この日曜日に天気であればきっと浅草へ連れて行くべく、四ッたりの児供等と約束がしてあ...
浅草詣
伊藤左千夫
10分以内
一月十一日、この日曜日に天気であればきっと浅草へ連れて行くべく、四ッたりの児供等と約束がしてあるので、朝六時の時計が鳴ったと思うと、半窓の障子に薄ら白く縦に筋が見えてきた、窓の下で母人の南手に寝て居った、次の児がひょっと頭をあげ、おとッさん夜があけたよ、そとがあかるくなってきました、今日は浅草へゆくのネイ、そうだ今日はつれてゆくよ、今まで半ねぶりで母の乳房をくちゃくちゃしゃぶって居た末のやつが、ちょっと乳房を放して、おとッちゃん、あたいもいくんだ、あたいも連れていってよ、そうそうおまえも...
竹の里人 一
(1903年)
伊藤左千夫
10分以内
2,006 文字
同人が各自、種々なる方面より見たる故先生をあらはさむことにつとむ考へて見ると實に昔が戀しい、明...
竹の里人 一
伊藤左千夫
10分以内
同人が各自、種々なる方面より見たる故先生をあらはさむことにつとむ考へて見ると實に昔が戀しい、明治三十三年の一月然かも二日の日から往き始めた予は、其以前の事は勿論知らぬのであるが、予が往き始めた頃はまだ頗る元氣があつたもので、食物は菓物を尤も好まれたは人も知つてゐるが、甘い物なら何でも好きといふ調子で、壯健の人をも驚かす位喰ふた、御馳走の事といつたら話をしても悦んだ程で、腰は立なくとも左の片肘を突いて體をそばだてゝゐながら、物を書く話をする、余所目にも左程苦痛がある樣には見えなかつた。
滝見の旅
(1900年)
伊藤左千夫
10分以内
2,266 文字
七月十五日は根岸庵の会日なり。
滝見の旅
伊藤左千夫
10分以内
七月十五日は根岸庵の会日なり。
根岸庵訪問の記
(1901年)
伊藤左千夫
10分以内
2,509 文字
近来不良勝なる先生の病情片時も心にかからぬ事はない。
根岸庵訪問の記
伊藤左千夫
10分以内
近来不良勝なる先生の病情片時も心にかからぬ事はない。
大雨の前日
(1910年)
伊藤左千夫
10分以内
2,858 文字
此頃は実に不快な天候が続く。
大雨の前日
伊藤左千夫
10分以内
此頃は実に不快な天候が続く。
子規と和歌
(1907年)
伊藤左千夫
10分以内
3,823 文字
正岡君については、僕などあまりに親しかッたものですから、かえって簡単にちょっと批評するというこ...
子規と和歌
伊藤左千夫
10分以内
正岡君については、僕などあまりに親しかッたものですから、かえって簡単にちょっと批評するということ難かしいのです、そりゃ彼の人の偉いところやまた欠点も認めて居ないこともないのですが、どうも第三者の位置にあるよう、冷静な評論は出来ませんよ。
守の家
(1912年)
伊藤左千夫
10分以内
3,916 文字
実際は自分が何歳の時の事であったか、自分でそれを覚えて居たのではなかった。
守の家
伊藤左千夫
10分以内
実際は自分が何歳の時の事であったか、自分でそれを覚えて居たのではなかった。
絶対的人格
正岡先生論
(1906年)
伊藤左千夫
10分以内
3,990 文字
子規子の世を去るなり、天下の操觚者ほとんど筆を揃(そろえ)てその偉人たることを称す、子規子はい...
絶対的人格
正岡先生論
伊藤左千夫
10分以内
子規子の世を去るなり、天下の操觚者ほとんど筆を揃(そろえ)てその偉人たることを称す、子規子はいかなる理由によって偉人と称せられたるか、世人が子規子を偉人とするところの理由いかんと見れば、人おのおのその言うところを異にし、毫(ごう)も帰一するところあるなく、しこうしてただその子規子は偉人なりという点においてのみ、一致せるの事実を見たるは最も味うべき点なりとす。
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