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児童書版

晩秋哀語

萩原朔太郎
『晩秋哀語』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。152文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   152 文字
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書き出し
ああ秋も暮れゆくこのままに故郷にて朽つる我にてはよもあらじ草の根を噛みつつゆくものどの渇きをこらへんためぞ畠より疲れて歸り停車場の裏手なる便所のほとりにたたずめり日はシグナルにうす赤く今日の晝餉に何をたうべむ(故郷前橋にて)。
初出
底本
「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房, 1977(昭和52)年5月30日
表記
旧字旧仮名
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