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児童書版

旧聞日本橋 24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)

長谷川時雨
『旧聞日本橋』は青空文庫で公開されている長谷川時雨の短編作品。9,702文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   9,702 文字
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書き出し
堀留――現今では堀留町となっているが、日本橋区内の、人形町通りの、大伝馬町二丁目後の、横にはいった一角が堀留で、小網町河岸の方からの堀留なのか、近い小舟町にゆかりがあるのか、子供だったわたしに地の理はよく分らなかったが、あの辺一帯を杉の森とあたしたちは呼んでいた。
初出
底本
「旧聞日本橋」岩波文庫、岩波書店, 1983(昭和58)年8月16日
表記
新字新仮名
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