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児童書版

上田秋成の晩年

岡本かの子
『上田秋成の晩年』は青空文庫で公開されている岡本かの子の中編作品。19,927文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   19,927 文字
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書き出し
文化三年の春、全く孤独になつた七十三の翁、上田秋成は京都南禅寺内の元の庵居の跡に間に合せの小庵を作つて、老残の身を投げ込んだ。
初出
1935年   (「文学界」1935(昭和10)年8月)
底本
「日本幻想文学集成10 岡本かの子」国書刊行会, 1992(平成4)年1月23日
表記
新字旧仮名
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