ブンゴウサーチ

ブンゴウサーチは、青空文庫の作品を読了時間で検索できるサービスです。

児童書版このサイトについて

TOP 岡本かの子中編（60分以内）かの女の朝

かの女の朝

岡本かの子

『かの女の朝』は青空文庫で公開されている岡本かの子の中編作品。14,727文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。

文字数

60分以内 14,727 文字

人気

-- PV

書き出し

Ｋ雑誌先月号に載ったあなたの小説を見ました。

初出

底本

「愛よ、愛」パサージュ叢書、メタローグ, 1999（平成11）年5月8日

表記

新字新仮名

※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。

メールで分割して読む青空文庫で読む Amazonで探す

岡本かの子の人気作品

岡本かの子

東京の下町と山の手の境い目といったような、ひどく坂や崖の多い街がある。

岡本かの子

今日も復一はようやく変色し始めた仔魚を一匹二匹と皿に掬（すく）い上げ、熱心に拡大鏡で眺めていたが、今年もまた失敗か――今年もまた望み通りの金魚はついに出来そうもない。

岡本かの子

中の間で道子は弟の準二の正月着物を縫い終って、今度は兄の陸郎の分を縫いかけていた。

岡本かの子

ひとくちに慈悲ぶかい人といえば、誰にでもものを遣る人、誰のいうことをも直ぐ聞き入れてやる人、何事も他人の為に辞せない人、こう極めて仕舞うのが普通でしょう。

中編（60分以内）の人気作品

第一夜こんな夢を見た。

石炭をば早や積み果てつ。

函館なる郁雨宮崎大四郎君同国の友文学士花明金田一京助君この集を両君に捧ぐ。

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。