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岡本綺堂の全作品

青空文庫で公開されている岡本綺堂の全作品230篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜50件 / 全230件
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主人の「開会の辞」が終った後、第一の男は語る。
(伊豆の修禅寺に頼家の面というあり。
天保五、午年の四月十二日に播州無宿の吉五郎が江戸の町方の手に捕われて、伝馬町の牢屋へ送られた。
わたしの叔父は江戸の末期に生まれたので、その時代に最も多く行なわれた化け物屋敷の不入の間や、嫉み深い女の生霊や、執念深い男の死霊や、そうしたたぐいの陰惨な幽怪な伝説をたくさんに知っていた。
清水詣で「ほう、よい月じゃ。
新年の東京を見わたして、著るしく寂しいように感じられるのは、回礼者の減少である。
「わたくしはこの温泉へ三十七年つづけて参ります。
火薬庫例の青蛙堂主人から再度の案内状が来た。
今から廿二三年前に上海で出版された「騙術奇談」といふ四巻の書がある。
双ヶ岡「物申う、案内申う。
場所の名は今あらはに云ひにくいが、これは某カフヱーの主人の話である。
お福さんという老女は語る。
秋……殊に雨などが漕々(そうそう)降ると、人は兎角に陰気になつて、動もすれば魔物臭い話が出る。
天保四年は癸(みずのと)巳年で、その夏四月の出来事である。
千八百八十四年、英国倫敦発刊の某雑誌に「最も奇なる、実に驚くべき怪談」と題して、頗(すこぶ)る小説的の一種の妖怪談を掲載し、この世界の上には人間の想像すべからざる秘密又は不思議が存在しているに相違ない、これが即ち其(そ)の最も信ずべき有力の証拠であると称して、その妖怪を実地に見届けた本人(画工エリック)の談話を其(そ)のまま筆記してある。
登場人物大泉伴左衞門千島雄之助深堀平九郎津村彌平次本庄新吾犬塚段八三上郡藏山杉甚作備前屋長七下總屋義平義平の母おかめ大泉の妹お千代大泉の女中およし同じくおみつ下總屋の若い者時助同じく勘八下總屋の小僧仙吉下總屋の女中おとよ番太郎權兵衞與力井口金太夫同心野澤喜十郎町の娘おもと同じくおきんほ...
「桜はよく咲いたのう」二十四五歳かとも見える若い侍が麹町の山王の社頭の石段に立って、自分の頭の上に落ちかかって来るような花の雲を仰いだ。
登場人物青山播磨用人柴田十太夫奴權次權六青山の腰元お菊お仙澁川の後室眞弓放駒四郎兵衞並木の長吉橋場の仁助聖天の萬藏田町の彌作ほかに若党陸尺茶屋の娘など第一場麹町、山王下。
半七老人は或るとき彼のむかしの身分について詳しい話をしてくれた。
登場人物田原弥三郎弥三郎の妻おいよ弥三郎の妹お妙猟師源五郎ホルトガルの宣教師モウロモウロの弟子正吉村の男善助小坊主昭全村の娘おあさ、おつぎ[#改ページ]第一幕桃山時代の末期、慶長初年の頃。
四谷怪談といえば何人もおなじみであるが、扨(さて)その実録は伝わっていない。
目次小守田勘弥新富座の大岡政談――元園町の草原――長唄と常磐津の挟み撃ち――外国人の引幕――風月堂の西洋菓子新富座見物左団次の渥美五郎――劇場の福草履――島原の芝居――劇場外の散歩――「勧進帳」市川団十郎団十郎の部屋――芝居の改良はこれから――芝居の飲食物――外国人の書面――後代の面目似顔絵と双六「霜夜鐘十字辻筮」――芝居の草双紙――絵双紙屋――春近しの感―...
小夜の中山の夜泣石の伝説も、支那から輸入されたものであるらしく、宋の洪邁の「夷堅志」のうちに同様の話がある。
自来也も芝居や草双紙でおなじみの深いものである。
登場人物――重兵衛。
登場人物藤枝外記外記の妹お縫吉田五郎三郎用人堀部三左衞門中間角助菩提寺の僧百姓十吉十吉の母お時村のむすめお米大菱屋綾衣新造綾鶴若い者喜介ほかに花見の男女茶屋娘眼かづら賣小坊主若侍水屋燈籠屋新内語廓(くるわ)の者盆唄の娘子供など[#改ページ]第一幕第一場向島の木母寺。
ある雑誌から「正月の思い出」という質問を受けた。
登場人物佐々木四郎高綱その娘薄衣佐々木小太郎定重馬飼子之介その姉おみの高野の僧智山鹿島與甲賀六郎侍女小萬佐々木の家來など。
登場人物能因法師藤原節信能因の弟子良因花園少將少將の奧園生伏柴の加賀陰陽師阿部正親[#改ページ]藤原時代。
明治時代の劇を研究する人々の参考にもなろうかと思って、左の演劇年表を作ってみた。
登場人物官女玉虫その妹玉琴那須与五郎宗春旅僧雨月官女呉羽の局同綾の局浜の女房おしお那須の家来弥藤二ほかに那須の家来。
登場人物俳諧師鬼貫路通鬼貫の娘お妙左官の女房お留[#改ページ]元祿の末年、師走の雪ふる夕暮。
登場人物漆間の翁嫗(うば)娘里の青年(坂東三吉)蟹蛇蛙里のわらべなど[#改ページ]時代は昔、時候は夏、場所は山城国。
青蛙神「速達!」三月三日の午ごろに、一通の速達郵便がわたしの家の玄関に投げ込まれた。
第一幕の登場人物李中行その妻柳その忰中二その娘阿香高田圭吉旅の男[#改ページ]第一幕時は現代。
裏の溝川で秋の蛙(かわず)が枯れがれに鳴いているのを、お染は寂しい心持ちで聴いていた。
[#ページの左右中央]※(せん)思い出草[#改丁]思い出草赤蜻蛉私は麹町元園町一丁目に約三十年も住んでいる。
今から八十年ほどの昔――と言いかけて、O君は自分でも笑い出した。
一、この一巻は六朝・唐・五代・宋・金・元・明・清の小説筆記の類から二百二十種の怪奇談を抄出した。
からたちは普通に枳殻と書くが、大槻博士の『言海』によるとそれは誤りで、唐橘と書くべきだそうである。
この脚本は『文芸倶楽部』の一月号に掲載せられたもので、相変らず甘いお芝居。
初めて「半七捕物帳」を書こうと思い付いたのは、大正五年の四月頃とおぼえています。
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