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1時間〜で読める岡本綺堂の長編作品

青空文庫で公開されている岡本綺堂の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編31作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜31件 / 全31件
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清水詣で「ほう、よい月じゃ。
火薬庫例の青蛙堂主人から再度の案内状が来た。
双ヶ岡「物申う、案内申う。
登場人物大泉伴左衞門千島雄之助深堀平九郎津村彌平次本庄新吾犬塚段八三上郡藏山杉甚作備前屋長七下總屋義平義平の母おかめ大泉の妹お千代大泉の女中およし同じくおみつ下總屋の若い者時助同じく勘八下總屋の小僧仙吉下總屋の女中おとよ番太郎權兵衞與力井口金太夫同心野澤喜十郎町の娘おもと同じくおきんほ...
「桜はよく咲いたのう」二十四五歳かとも見える若い侍が麹町の山王の社頭の石段に立って、自分の頭の上に落ちかかって来るような花の雲を仰いだ。
登場人物田原弥三郎弥三郎の妻おいよ弥三郎の妹お妙猟師源五郎ホルトガルの宣教師モウロモウロの弟子正吉村の男善助小坊主昭全村の娘おあさ、おつぎ[#改ページ]第一幕桃山時代の末期、慶長初年の頃。
目次小守田勘弥新富座の大岡政談――元園町の草原――長唄と常磐津の挟み撃ち――外国人の引幕――風月堂の西洋菓子新富座見物左団次の渥美五郎――劇場の福草履――島原の芝居――劇場外の散歩――「勧進帳」市川団十郎団十郎の部屋――芝居の改良はこれから――芝居の飲食物――外国人の書面――後代の面目似顔絵と双六「霜夜鐘十字辻筮」――芝居の草双紙――絵双紙屋――春近しの感―...
登場人物藤枝外記外記の妹お縫吉田五郎三郎用人堀部三左衞門中間角助菩提寺の僧百姓十吉十吉の母お時村のむすめお米大菱屋綾衣新造綾鶴若い者喜介ほかに花見の男女茶屋娘眼かづら賣小坊主若侍水屋燈籠屋新内語廓(くるわ)の者盆唄の娘子供など[#改ページ]第一幕第一場向島の木母寺。
青蛙神「速達!」三月三日の午ごろに、一通の速達郵便がわたしの家の玄関に投げ込まれた。
第一幕の登場人物李中行その妻柳その忰中二その娘阿香高田圭吉旅の男[#改ページ]第一幕時は現代。
裏の溝川で秋の蛙(かわず)が枯れがれに鳴いているのを、お染は寂しい心持ちで聴いていた。
[#ページの左右中央]※(せん)思い出草[#改丁]思い出草赤蜻蛉私は麹町元園町一丁目に約三十年も住んでいる。
極月の十三日――極月などという言葉はこのごろ流行らないが、この話は極月十三日と大時代に云った方が何だか釣り合いがいいようである。
明治二十六年の十一月なかばの宵である。
こんにちでも全く跡を絶ったというのではないが、東京市中に飴売りのすがたを見ることが少なくなった。
ある年の夏、わたしが房州の旅から帰って、形ばかりの土産物をたずさえて半七老人を訪問すると、若いときから避暑旅行などをしたことの無いという老人は、喜んで海水浴場の話などを聴いた。
四月なかばの土曜日の宵である。
これも明治三十年の秋と記憶している。
高坐の牡丹燈籠明治時代の落語家と一と口に云っても、その真打株の中で、いわゆる落とし話を得意とする人と、人情話を得意とする人との二種がある。
明治三十年三月十五日の暁方に、吉原仲の町の引手茶屋桐半の裏手から出火して、廓内百六十戸ほどを焼いたことがある。
実業家深見家の夫人多代子が一月下旬のある夜に、熱海の海岸から投身自殺を遂げたという新聞記事が世間を騒がした。
登場人物初演配役和泉屋与兵衛(団右衛門)女房おさき(菊三郎)倅角太郎娘おてる(福之丞)仲働きお冬(栄三郎)番頭伝兵衛同じく弥助同じく和吉(男女蔵)大和屋十右衛門(彦三郎)三河町の半七(菊五郎)その妹おくめ(竹三郎)常磐津文字清(鬼丸)半七の子分亀吉(伊三郎)同じく幸次郎(鯉三郎)ほかに女中。
なにかの話から、神田の柳原の噂が出たときに、老人はこう語った。
登場人物駕籠かき權三權三の女房おかん駕籠かき助十助十の弟助八家主六郎兵衞小間物屋彦兵衞彦兵衞のせがれ彦三郎左官屋勘太郎猿まはし與助願人坊主雲哲おなじく願哲石子伴作ほかに長屋の男女娘子供捕方駕籠舁(かき)など第一幕享保時代。
お米と十吉とは南向きの縁に仲よく肩をならべて、なんにも言わずに碧(あお)い空をうっとりと見あげていた。
「ことしの残暑は随分ひどいね」お絹は楽屋へはいって水色の※※(かみしも)をぬいだ。
次郎左衛門が野州佐野の宿を出る朝は一面に白い霜が降りていた。
文化九年――申年の正月十八日の夜である。
桐畑の太夫今から二十年あまりの昔である。
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