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児童書版

栗の花

岡本綺堂
『栗の花』は青空文庫で公開されている岡本綺堂の短編作品。2,863文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   2,863 文字
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書き出し
栗の花、柿の花、日本でも初夏の景物にはかぞえられていますが、俳味に乏しい我々は、栗も柿もすべて秋の梢にのみ眼をつけて、夏のさびしい花にはあまり多くの注意を払っていませんでした。
初出
1919年   (「木太刀」1919(大正8)年12月)
底本
「世界紀行文学全集 第三巻 イギリス編」修道社, 1959(昭和34)年7月20日
表記
新字新仮名
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