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TOP 南方熊楠 短編(30分以内) 蓮の花開く音を聴く事

蓮の花開く音を聴く事

南方熊楠
『蓮の花開く音を聴く事』は青空文庫で公開されている南方熊楠の短編作品。11,895文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   11,895 文字
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書き出し
昭和九年六月の本誌(ドルメン)三〇頁に「又四五十年前三好太郎氏話に、夏の早朝、大阪の城※[#「土へん+皇」、U+582D、1-4]え、屡ば相場師が來て、水に臨んで喫烟し乍ら蓮の花の開くをまち、其音を聽て立去たと、其を聽て何にするかを聞なんだ、子細のある事か、識者の高教をまつ」と書置たが、一向高教は出なんだ。
初出
1935年   (「ドルメン 第四卷第一號」1935(昭和10)年1月)
底本
「南方熊楠全集第六卷 〔文集Ⅱ〕」乾元社, 1952(昭和27)年4月30日
表記
旧字旧仮名
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