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児童書版

髯籠の話

折口信夫
『髯籠の話』は青空文庫で公開されている折口信夫の中編作品。18,683文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   18,683 文字
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書き出し
十三四年前、友人等と葛城山の方への旅行した時、牛滝から犬鳴山へ尾根伝ひの路に迷うて、紀州西河原と言ふ山村に下りて了ひ、はからずも一夜の宿を取つたことがある。
初出
1915年   (「郷土研究 第三巻第二・三号、第四巻第九号」1915(大正4)年4月、5月、1916(大正5)年12月)
底本
「折口信夫全集 2」中央公論社, 1995(平成7)年3月10日
表記
新字旧仮名
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