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詩語としての日本語

折口信夫
『詩語としての日本語』は青空文庫で公開されている折口信夫の中編作品。14,077文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   14,077 文字
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書き出し
酩酊船さてわれらこの日より星を注ぎて乳汁色の海原の詩に浴しつゝ緑なす瑠璃を啖(クラ)ひ行けばこゝ吃水線は恍惚として蒼ぐもり折から水死人のたゞ一人想ひに沈み降り行く見よその蒼色忽然として色を染め金紅色の日の下にわれを忘れし揺蕩は酒精よりもなほ強く汝(ナレ)が立琴も歌ひえぬ愛執の苦き赤痣を醸すなりアルチュル・ランボオ小林秀雄この援用文は、幸福な美しい引例として、短い私の論文の最初にか...
初出
1950年   (「現代詩講座 第二巻」1950(昭和25)年5月)
底本
「折口信夫全集 12」中央公論社, 1996(平成8)年3月25日
表記
新字新仮名 新字旧仮名
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