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5分以内で読める夢野久作の短編作品

青空文庫で公開されている夢野久作の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編45作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜45件 / 全45件
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作品名
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初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈(がん)茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。
懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。
どこかの公園のベンチである。
死にかかった病人の枕元でお医者が首をひねって、「もう一時間も六カしいです」と言いました。
アメリカ生まれのキューピーがいなくなったので、おもちゃ箱の中は大変なさわぎがはじまりました。
うた子さんは友達に教わって、水仙の根を切り割って、赤い絵の具と青い絵の具を入れて、お庭の隅に埋めておきました。
★鋼のように澄みわたる大空のまん中で月がすすり泣いている。
キャラメルと飴玉とがお菓子箱のうちで喧嘩をはじめました。
泥棒がケチンボの家へ入ってピストルを見せて、お金を出せと言いました。
「犬神博士」は私が何等の自信もないままに、突然福日社から頼まれたものです。
夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました。
ペン先がインキにこう言いました。
ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深いので掴めません。
俺に取って金は空気と同じものだ、何が税金だと直木が笑った。
冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。
子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。
豚が猪に向って自慢をしました。
お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。
ある国で第一番の上手というお医者さんが、ある町に招かれて来ました。
森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました。
「ある人が橋の下で友達に会う約束をして待っていた。
良心財産を私有する勿れ心念を私有する勿れ汝の全霊を万有進化の流れと共鳴一致せしめよ常に無限なれ万古に清朗なれ良心は一切の本能が互いに統制し、自他の共鳴を完全にして、人文の進化を極致に導き来り、導きつつあり、導き行かんとする人類共通の最重大の本能也。
与太郎は毎日隣村へ遊びに行って、まだ日の暮れぬうちに森を通って帰って来ました。
小さな鞄と大きな鞄と二つ店に並んでおりました。
凧(たこ)屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。
子供が大ぜい遊んでいるところに雪がふって来ました。
それは可愛らしい、お河童さんの人形であった。
お父さんの蛙が田圃へ虫とりに行ったまま帰って来ませんので、お神さんの蛙と子供の蛙が心配をして探しに行きましたら、かわいそうにお父さん蛙は鵙(もず)に捕えられて茅(かや)の刈り株に突き刺されて日干になって死んでいました。
夜中に雨戸のところでゴリゴリと音が始まりました。
草の中で虫が寄り合って相談を始めました。
たいそうあたたかくなりました。
一匹の斑猫が人間の真似をして梅の木にのぼって花を嗅いでみました。
太郎さんはしじゅう寝ぼけてしくじるので、口惜しくてたまりません。
巨大な四角いビルディングである。
昔ある処に力の強い、何でも上手の男が二人おりました。
去年の十二月の三十一日の真夜中の事でした。
むかしある国に独り者の王様がありました。
お天気のいい日に斑猫が縁側に坐ってしきりに顔を撫で廻しておりました。
夏冬繁緒、河東茂生、滋岡透、そのほかいろいろ……田舎者の私は、みんな別々の人間のペンネームかと思っていた。
東京では今度大地震と大火事がありましてたくさんのひとが死にました。
こんな事を書くと文学青年じみるが、事実文学青年の古手に相違ないのだから仕方がない。
何か書かなければならない。
武雄さんはお母さんが亡くなられてから大層わるくなりました。
昔、ある街の町外れで大勢の乞食が集まって日なたぼっこしながら話しをしておりましたが、その中で一人の若い乞食が大きな声を出して申しました。
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