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5分以内で読める三遊亭円朝の短編作品

青空文庫で公開されている三遊亭円朝の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編9作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜9件 / 全9件
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十五夜の事で御座います、殿「近侍のもの。
是は当今では出来ませぬが、昔時は行倒を商売にして居た者があります。
極吝嗇(しわ)い仁が御座いまして、旦「小僧や。
独逸の名高い作者レツシングと云(い)ふ人は、至つて粗忽しい方で、其上法外に忘れツぽいから、無闇に金子や何かゞ失くなる、「是は何でも下婢か下男が窃取るに相違ない、一番計略を以て試してやらう。
「へい今日は、八百屋でござい。
私は昨年の十二月芝愛宕下桜川町へ越しまして、此春は初湯に入りたいと存じ、つい近辺の銭湯にまゐりまして「初湯にも洗ひのこすや臍(へそ)のあか」といふのと、「をしげなくこぼしてはいる初湯かな」と二句やりました。
或旅宿の亭主が欝(ふさ)ぎ込んで、主「何うも宿泊人がなくつては仕やうがない、何とか旨い工夫は無いものか知ら……ウム、日外お説教で聞いた事が有る釈迦如来のお弟子に槃特と云(い)ふがあつて、至つて愚鈍にして忘れつぽい……托鉢に出て人にお前さんの名はと聞かれても、自分の名さへ忘れると云(い)ふのだから、釈迦如来が槃特の名を木札に書き、之(これ)を首に懸けて托鉢に出したと云(い)ふ、其(そ)の槃特が相果てゝから之(これ)を葬ると、其墓場へ生えたのが茗荷だと云(い)ふ事だ、されば「名を荷ふ」と書い...
エー若春の事で、却つて可笑みの落話の方が宜いと心得まして一席伺ひますが、私は誠に開化の事に疎く、旧弊の事ばかり演つて居りますと、或(あ)る学校の教員さんがお出でで、お前はどうも不開化の事ばかり云(い)つて居るが、どうか然うなく開化の話をしたら宜からう、西洋の話をした事があるかと仰しやいました、左様でございます、マア続いた事は西洋のお話もいたしましたが、まだ落話はいたしませんと申したら、落話で極面白い事があるから一席教へて上げようといふので、教はり立のお話しでございます、拙い処は幾重にもお...
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