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1時間〜で読める青空文庫の長編作品(3ページ目)

青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編1,851作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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「ここを過ぎて悲しみの市。
一八八四年五月の或夜遅く、三十五歳のロバァト・ルゥイス・スティヴンスンは、南仏イエールの客舎で、突然、ひどい喀血に襲われた。
[#ページの左右中央]――一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。
はしがきこの小冊子は、明治二十七年七月相州箱根駅において開設せられしキリスト教徒第六夏期学校において述べし余の講話を、同校委員諸子の承諾を得てここに印刷に附せしものなり。
年中借金取が出はいりした。
叢書本叢書は洽ねく大家の手に成るもの、或は青年の必讀書として世に傳はるものゝ中より、其内容文章共に英文の至珍とすべく、特に我青年諸氏に利益と快樂とを與ふるものを撰拔せり。
場所越前国大野郡鹿見村琴弾谷時現代。
四里の道は長かった。
第一編正しき人ミリエル氏一八一五年に、シャール・フランソア・ビヤンヴニュ・ミリエル氏はディーニュの司教であった。
第一回ドエライ宝「有名な幽霊塔が売り物に出たぜ、新聞広告にも見えて居る」未だ多くの人が噂せぬ中に、直ちに買い取る気を起したのは、検事総長を辞して閑散に世を送って居る叔父丸部朝夫である。
大きな手がかり村長さんの処の米倉から、白米を四俵盗んで行ったものがある。
[#ページの左右中央]日本の子供たちに[#改ページ]はしがきお母さんがちょうのマザア・グウスはきれいな青い空の上に住んでいて、大きな美しいがちょうの背中にのってその空を翔(か)けったり、月の世界の人たちのつい近くをひょうひょうと雪のようにあかるくとんでいるのだそうです。
七四四病院一九二六、一一、四、途中の空気はつめたく明るい水でした熱があると魚のやうに活溌でそして大へん新鮮ですな終りの一つのカクタスがまばゆく燃えて居りました市街も橋もじつに光って明瞭で逢ふ人はみなアイスランドへ移住した蜂雀といふ風の衣裳をつけて居りましたあんな正確な輪廓は顕微鏡分析の晶形にも恐らくなからうかと思ふのであります[#改ページ]七四五〔霜と聖さで畑の砂はいっぱいだ〕...
自山の人生と題する短い研究を、昨年『朝日グラフ』に連載した時には、一番親切だと思った友人の批評が、面白そうだがよく解らぬというのであった。
お猿さん「癪(しゃく)にさわるったら、ありゃしない。
その三十七年如一瞬。
Sometimes with one I love, I fill myself with rage, for fear I effuse unreturn'd love;But now I think there is no unreturn'd love―the pay is certain, one way or another;(I loved a certain person ardently, and my love was not return'd;Y...
再び世に送る言葉日本は伝説の驚くほど多い国であります。
万葉集は我国の大切な歌集で、誰でも読んで好いものとおもうが、何せよ歌の数が四千五百有余もあり、一々注釈書に当ってそれを読破しようというのは並大抵のことではない。
ようやくの事でまた病院まで帰って来た。
わたくしは殆ど活動写真を見に行ったことがない。
みまかりたまひし父上におくるいまは天にいまさむうつくしき微笑いまわれに映りて、我が眉みそらに昂る……。
いったい仏教の根本思想は何であるかということを、最も簡明に説くことは、なかなかむずかしいことではあるが、これを一言にしていえば、「空」の一字に帰するといっていいと思う。
……やッ……院長さんですか。
敬愛する吉村さん――樹さん――私は今、序にかえて君に宛てた一文をこの書のはじめに記すにつけても、矢張呼び慣れたように君の親しい名を呼びたい。
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のように低まった処や、小高い山のだらだら坂などがあって人家らしいものは一軒も見当たらなかった。
[#ページの左右中央]美濃部民子夫人に献ず[#改ページ]自美濃部民子様わたくしは今年の秋の初に、少しの暇を得ましたので、明治卅三年から最近までに作りました自分の詩の草稿を整理し、其中から四百廿壱篇を撰んで此の一冊にまとめました。
「話」らしい話のない小説僕は「話」らしい話のない小説を最上のものとは思つてゐない。
長い影を地にひいて、痩馬の手綱を取りながら、彼れは黙りこくって歩いた。
理由を知らぬ科学者たちが忠告を聞き入れなかったため私はこの陳述を余儀なくされた。
現実の世界とは物と物との相働く世界でなければならない。
向うの小沢に蛇が立って、八幡長者の、おと娘、よくも立ったり、巧んだり。
改版この書は大正七年の五月、二三の友人とともに奈良付近の古寺を見物したときの印象記である。
善の研究西田幾多郎この書は余が多年、金沢なる第四高等学校において教鞭を執っていた間に書いたのである。
はしがき(父兄へ)この『小公女』という物語は、『小公子』を書いた米国のバァネット女史が、その『小公子』の姉妹篇として書いたもので、少年少女読物としては、世界有数のものであります。
中川船長の話これは、今から四十六年前、私が、東京高等商船学校の実習学生として、練習帆船琴ノ緒丸に乗り組んでいたとき、私たちの教官であった、中川倉吉先生からきいた、先生の体験談で、私が、腹のそこからかんげきした、一生わすれられない話である。
さっきから松原を通ってるんだが、松原と云うものは絵で見たよりもよっぽど長いもんだ。
風格高うして貴く、気韻清明にして、初めて徹る。
友人シャーロック・ホームズを、昨年の秋、とある日に訪ねたことがあった。
豆腐屋のチビ公はいまたんぼのあぜを伝ってつぎの町へ急ぎつつある。
奇禍汽車が大船を離れた頃から、信一郎の心は、段々烈しくなって行く焦燥しさで、満たされていた。
今日も復一はようやく変色し始めた仔魚を一匹二匹と皿に掬(すく)い上げ、熱心に拡大鏡で眺めていたが、今年もまた失敗か――今年もまた望み通りの金魚はついに出来そうもない。
[#改ページ]買うのを躊躇する人にもしも船乗調子の船乗物語や、暴風雨や冒険、暑さ寒さが、もしもスクーナー船や、島々や、置去り人や海賊や埋められた黄金や、さてはまた昔の風のままに再び語られたあらゆる古いロマンスが、私をかつて喜ばせたように、より賢い今日の少年たちを喜ばせることが出来るなら、――それならよろしい、すぐ始め給え!もしそうでなく、もし勉強好きな青年たちが、...
下天地蔵まだ除夜の鐘には、すこし間がある。
夜半の銃声懐中電灯の曲物レイモンドはふと聞き耳をたてた。
匂いって何だろう?私は近頃人の話をきいていても、言葉を鼻で嗅ぐようになった。
病める枕辺に巻紙状袋など入れたる箱あり、その上に寒暖計を置けり。
[#ページの左右中央]植物一日一題[#改丁]馬鈴薯とジャガイモジャガタライモ、すなわちジャガイモ(Solanum tuberosum L.)を馬鈴薯ではないと明瞭に理解している人は極めて小数で、大抵の人、否な一流の学者でさえも馬鈴薯をジャガイモだと思っているのが普通であるから、この馬鈴薯の文字が都鄙を通じて氾濫している。
[#改丁]偉人の伝記というと、ナポレオンとかアレキサンドロスとか、グラッドストーンというようなのばかりで、学者のはほとんど無いと言ってよい。
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